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樹side 考えては行けない...1
樹side
「いや、、、つかったので……いい……」
この時悠は俺の事を好きなのではないかと勘違いした。
冗談と言われるまでな。
ガチャ
おっ、悠出てきたか。
服着れたかな?
俺はメガネをかけていなかったからあんまり悠の顔が見えなかったが、
悠は、少しずつこっちに近づきながらこういった。
「このシャツでかくない?」
と。
俺はすぐさまメガネを掛けた。
「えっ……え!!?」
「変かな……?」
「いっ……いや、!変じゃないけど……!?」
みんなに分かりやすく説明しよう。
ダボダボの俺の服を悠が来ている。これは……世間一般で言う……彼シャツ状態だ。(抽象的)
そういえば、俺が183cmで、悠は170ぐらいだっけ……?
うひょ……うへ!?どうすればいい俺!?
今日俺……死ねる……┏┛墓┗┓
「樹……その……」
う……目を合わせられない。
目を合わせたら襲ってしまいそうだ。
「あ?なんだ?」
「……いや、いまなに作ってんの?」
何って……
「ホットミルク?」
「え……?ミルク?」
「おう。風呂上がりだろ?当たり前じゃん。」
「……あっ、そっか!樹の家ではそうなんだね!めっちゃ豪華……」
あれ……温泉とかでもホットミルク買うだろ?あれ……あれは、冷えたやつだっけ?まぁいいや。
俺ん家ではそうだが……
まさか、悠はホットミルク嫌い???
「……どうぞ。でも、嫌いだったら俺が飲むから無理すんな。」
「……あっうん。」
悠の手小さ……
小さいこの手で俺の捧げたものを受け取る……
「……おいしぃ。からだあったまる。」
「だろ?今の季節にピッタリだ。」
やべぇ。俺どんどん変態オヤジになっていく……
自分でもこっちが素だって知らなかったから……気持ちわりぃ。
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