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僕のヒーロー2

悠side 「おい……大丈夫か??」 「……うん。おかげさまで……」 「悠……話があるんだがいいか?」 「うん……」 なんだろ……話? 「さっき助けられたのは……拓也のおかげだ。俺が拓也を呼んで拓也が全部解決した。店長を呼んだのも……」 「え?」 「あいつがいなかったら……俺は……」 「そっか。でもね、、樹はあの3人の中で最初に僕に駆け寄ってくれたでしょ?」 「え……まぁそうだけど……」 「嬉しかったよ?だから、誰が最初とかどうでもいい。樹がその時拓也に頼らなかったら、僕は助からなかったし、全部樹の判断のおかげだよ!」 「あとさ……もう一個。俺は最低なんだ。」 「ん?何?」 樹が最低だなんて…… 「俺は、悠と拓也が両思いって知ってた。」 「え?どういうこと?」   【「俺は、悠と拓也が両思いって知ってた。」】 「え?どういうこと?」 「悠のこと好きだから、いつ告白すればいい?ってずっと相談させていたんだ。それを、俺は、悠も拓也が好きだから今言えって言わずに、私情で卒業式にしたら?と言ったんだ。最低だろ?ごめんな。」 え……そういうことだったの……? てか、拓也と両思いだったの……? どうしよう……?? て、何が?迷いなんてないのに…… 「ごめん!」 そう言って、僕は、家へと走った。 まって……全然わかんないよ……! 樹は、ずっと僕に嘘をついていたの? いや、そんなことはどうでもいいんだ…… ……それより……樹はいつから僕のこと好きだったの??? なんで言ってくれなかったの? なんで、今本当のことを打ち明けたの……? 僕とはもう関わりたくないから……?  

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