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第2話

「辰巳…服着て…。」 「あっ、、ああ。ごめん。」 こいつは、俺のオヤジの組…犬童組の…俺専用のボディーガードだ… 俺は、Subなだけで、子供じゃねぇし1人で平気と言っているんだが… 親父が頼んだらしく…。四六時中監視されている。 こいつは空手を昔やっていたから…俺よりは断然強い。 「辰巳…。なんで俺を置いていったの?」 「あ?てめぇが遅いからだろ。」 これは、嘘…。こいつなしでも、できるって親父に証明したかっただけだ。 「はぁ。ほんとに勝手なんだから。」 「てめぇに言われたきゃねぇよ。」 俺の自由を奪いやがって…。 「さっさと帰るよ。それと、もう1人でこんなことしないで。さっきので、懲りたでしょ?」 「さぁな。」 「まぁ、後でゆっくり話そうね。」 俺だって今日は後ろからあいつの仲間が来るって知らなかったから失敗しただけだし。次は必ず…。そのためには、Subってバレないようにしないと…Commandを使われたら負ける。まぁ、アイツらがDomだったから襲われただけだが…気をつけないと…。 「たっ…ただいま戻りました。」 俺と、夏芽は、靴を脱いで、親父に言う。 「ああ。辰巳、夏芽。おかえり」 親父は、なぜか少し深刻そうな顔をしている。 「2人とも服着替えたら話があるから下に来てくれるかい?」 「あっ!はい!!」 話か…珍しい。 自室のドアを開け、俺は、適当に服を着替えて下に降りた。 「何かお呼びでしょうか?」 「あー、まず、夏芽…。」 「はっ、はい!」 「お前には、引き続き…辰巳の世話をしてもらいたいんだ。頼めるか?」 「はい。分かりました。」 「もう親父俺は一人で行けるって。」 「まぁ、とりあえず、話を聞きなさい。事態が急変したんだ。」 急変?? 「犬童組は、時期に、東堂組と東雲組と戦うことになりそうなんだ。」 「東堂組と東雲って…」 「ああ。かなり、深刻な状況なんだ。」 東堂組と東雲組は…俺たち犬童のライバルで…。 厄介な敵だ。 「それでだな、お前らは、2人で俺の別荘に住んでもらう。この問題が解決するまでだ。」 別荘って…俺らは邪魔だから去れってこと? 「え…でも、親父…俺達も…!」 「ダメだ。お前にはまだ早い。」 「早いって…俺もう、18だよ?」 「なんだ、まだ18のものが…」 「この日のために格闘技を習ったりしてたんだ!是非俺も…」 「…中島、加藤…車を出してやってくれ。」 「はい。」 「了解です。」 「親父…お願いだ。」 俺だって役に立てるはずだ。 「はぁ…すまないが、お前は邪魔なんだよ。Subが居て何になるんだ?戦力外だぞ。おい。夏芽…すまんが…こいつを連れて行け。」 「…っ…はい。分かりました。」 どうして…Subだからってなに?Subじゃなくて、Domだったら、作戦に参加されてもらったってことなのか?俺は…生まれたくてSubに生まれた訳では無いのに。 「おいっ、夏芽引っ張るな。やめろ。おいっ。離せ」 ど、どうして…親父は俺を…。 「辰巳?落ち着いた?」 「夏芽…どうしてなんだよ。なんで、Subだからか?」 親父は、俺を邪魔者だといった…。Subは、邪魔だと。 「違うよ。多分、辰巳がSubだから引き離したんじゃないと思う。そう言わないと辰巳が引き下がらないって思ったからじゃないかな?これは、俺の勘だけど、犬童さんは、大事な息子である辰巳を守りたかったんだと思う。」 「ま、守るって…俺は…!」 「辰巳…犬童組はそこまで追い詰められてるってことだよ。おとなしく言うことを聞こう?」 「で、でも…!」 「うん…気持ちは分かるけど、今はちゃんと従おうね。」 確かに…夏芽の言う通りではある、だが、親父の言うことを聞かないといけない。そんなこと分かってるんだ。分かってるんだけど…Subだからと言われたのが引っかかって… 「それとー、辰巳…別荘に着いたらわかってるよね?」 「分かってるって?」 「とぼけるなよ?今日のことしっかり聞かなきゃいけないし」 今日のこと?あー、男2人にレイプされたことか? 「や…やましいことなんて…してない!ギリギリ大丈夫だったもん。」 そりゃ、夏芽が来なかったら、挿入されていたけど… 「ふーん、ギリギリ…ね。まぁ、後でじっくり聞くよ。あの部屋…でね。」 「でも、あの部屋って…言っても…あるかどうか分からないじゃん。しかも、自由に使える部屋…2部屋しかないんだよ?」 「いいじゃん。俺らは、1部屋共有で使って…1部屋はあの部屋にしたら。」 「あ…う…うん。分かった…。」 さらば、俺の一人部屋… この目には逆らえない…… 「2人とも着いたぞ。」 「あっ、中島さん、佐藤さん、ありがとうございます。」 「まぁ、俺たちはね、すぐ、任務に行かなきゃ行けないんだ。ドアの前に監視カメラつけとくし、多分ここなら大丈夫だと思うから。たまに家行くからね。ほんと、ごめんね。」 「全然大丈夫です!むしろ、ありがとうございます!」 「ごはんとかは…」 「俺…が」 「あっ、俺がつくりますので。」 俺が作るって言おうとしたのに…。 夏芽に先越された… 「うん。なら良かった。定期的になにか食料とか送るね。じゃあ、また何かあったら言ってね。」 「あっ、はい!本当にありがとうございます!それと、おやすみなさい!」 俺たちは口を揃えて2人にそう言う。 「うん。おやすみ…!」 中島さんと、佐藤さんは、にっこりと微笑んでそう言ってくれた。 見た目はヤクザみたいだけど(まぁ実際ヤクザだしね)ほんとにいい人だ。   「さてと…。」 ドキドキしてきた。 ほぼ、2人で別荘に住む…なんてまるで、カップルみたいだ。鍵は、、顔認証と暗号と指紋…。セキュリティは強いみたいだ。 ガチャ 「よしっ、入ろうか…。」 ちなみにここは拠点から約100キロは離れている。 神奈川県にきたのだ。 「ふぅ。相変わらず…白い壁」 昔と変わりない…。昔もこんなことがあった。 そんときはメイドを雇ってくれていた。 確か、小学4年のときかな? だが、まぁ、俺らももう、高校生だから…やはりそれは、なしか。 しかも、少し改造されているから部屋がよく分からない。 壁が白いのは一緒のようだがな。 「まず、俺らの部屋に入ろうか。」 「ああ。」 俺も早く部屋を見たい! ガチャ 「ここかな…。」 「…え?ここなのか!?広っ!」 もっと5畳半ぐらいの狭いとこだと思ってたのに! これは、だいたい10畳半はある! 「ベッドはダブルがひとつ…だね。」 「なんでダブルなんだよ!俺は床でねる。」 「辰巳…そりゃ、シングル2つはいくら10畳半あったとしても入らないよ。それと、床は冷たいからダメだよ。せめて、敷布団が来るまで待って。」 俺はこいつと寝たくないんだよ!とか思いながら、適当に返事をした。 まぁ、俺が夏芽のことをここまで嫌うのには理由があって…それは、 ガチャ 「辰巳…例の部屋はここね。」 「この部屋いるの?」 「いるよ。」 「絶対?」 「絶対。辰巳が悪いことをしたりとか…辰巳とちゃんと真剣に話したい時に使うからね。」 家具は、何も無く、壁も更に真っ白そして、窓がひとつも無い部屋。照明も暗い。 そう、ここは俺専用の…お仕置部屋だ。 俺の世話は全部…夏芽がやっているから…こういう躾も夏芽が行う…。 すると、夏芽は、そこに家から持ってきた黒い椅子二脚と、手錠、そして…2つのダンボールを置いた。 「そのダンボールなに?」 「気になるの?」 「気になるに決まってるだろ…!」 「んー、ひみつ」 なんだよ。秘密って。俺は、隠し事をするのはなしになっているのに…こいつだけ隠し事をするなんて理不尽だ。 俺が夏芽を嫌う理由は…過保護すぎるのと、この部屋の存在、そして、理不尽なところだ。俺は、俺の生き方で歩んでいきたいのに、全て夏芽の思い通りにされる。 本当にうんざりしているんだ。 はやく、こいつから離れたい。  お仕置部屋に、俺は最長…30日居た…。 その時は、毎日…Commandで躾をされて…。 学校も休学されられたりで本当に大変だった。 マジ泣きしてもやめて貰えないし…セーフワードでさえも決めさせて貰えなかった。(今も決めてもらえてないが)全ての権限は夏芽が握っていたのだ。 「辰巳…始めるよ。」 え?もう??まだ、見たい部屋が…あるし…。 「【kneel】(跪け)」 「うう…」 Subの俺は夏芽の言葉に逆らうことなく、夏芽の下に跪いた。 「【Goodboy】Collarもちゃんとつけてて偉いね。」 はぁ。認めたくないが、夏芽に頭を撫でられると…凄く嬉しくなる。手が…夏芽の手が安心するんだ…。 「で、どこまでされたの?あの男たちに。答えによっては、お仕置き内容が変わるけど??」 どうすべきだ?言えば、きっと、お仕置きを受ける。 今までは、なにかされる寸前で、夏芽が助けに来てくれていたが、今回は舐められたりしている…。今までのでも、お仕置きされているのに…俺はどうなるんだろ。 「だから、さっきも言ったように…される寸前に夏芽が来てくれたから助かったんだって」 「ほんとに?」 「う…うん。ほんとだって。」 「ふーん、そっか。でもね、俺には分かるんだよ。辰巳は嘘をつく時、下唇を甘噛みする。」 「え?何?」 「辰己の癖だよ。」 俺の…癖? 「辰巳嘘ついてるでしょ?」 「え…嘘なんて…」 「辰巳…【Say】(言え)」 え…なんで。やだ。 「男二人に乳首触られて、で、なんか、その後に2人同時に乳首とちんこ…舐められて気持ち良くなってイッた。」 「は?」 「いや、今のは嘘で…」 くそ…Commandはずるい… 「嘘をついたの?辰巳は…俺に」 「つ…ついてない。」 「はぁ。まだ嘘つくんだね。呆れたよ。」  呆れたって…誰だって、女が盗まれたお金を取りに行こうとしたら、そいつに犯されました、なんて、恥ずかしいこと言えないだろ。 「…辰巳。脱いで。今すぐ裸になって。」 は?今すぐ? 「出来ないなら、Commandを使う。でも、俺はCommandを使ったら手加減はしない。それがいやなら俺の言う通りにして。」 「…わ…分かった。」 Commandを使われるのだけは勘弁だ。 そう思い、俺は服を脱いだ。 俺の全裸になった姿を見て、夏芽は少し微笑んだように見えた。 「辰巳…おしりあげて。始めるよ。」 そういったこいつの目は…凄く怒っているようにみえた。まぁ、怒っているに決まっているだろうな。 嘘ついたし…俺の自業自得だ。 「う…んんんっ。」 あっ、指が…入ってきて… 「辰巳の穴ガバガバ。あいつらにされて少し広がったの?」 「ちっ違う…。夏芽にやられたから。」 「俺?俺は俺以外の前でイっていいとも、教えてないし、俺以外の指で感じていいなんて教えてないけど?」 「んっんん。そ…それは」 夏芽が指を前立腺に当ててきた。気持ちいい…。 「ほら、ほら、、だんだん腰下がってきてるよ。俺はおしりを突き出せっていったよね?」 「おっ、おしり叩くなぁ…ぁ」 夏芽が、容赦なしに俺のおしりをベシベシと叩いてくる。 「はは。叩かれて感じてるくせに。ここももうトロットロ」 「お、俺は感じてなんか…」 「まぁ、こんだけ濡れてたら、もうこれも入るよね?」 これと言って夏芽が出したものは…夏芽のより少し太いディルドだった。 「それ…だめ。やめて。せめて夏芽の入れて…おしりおかしくなっちゃうからぁ。」 「お仕置きだから、反省するまで俺のは入れない。たくさん、おかしくなればいいじゃん。じゃあ、入れるよ。」 「ちょっとま…んんんっ、、」 夏芽が俺のだめと言う声も聞かず、挿入してきた。 「んんんっやっ、痛い痛いよぉ。」 おしりの穴が切れそうだ。 「はは。ほとんど慣れされないで入れたからね。」 「うう…やめて。触ってから…せめて触ってから入れて。」 「だめだよ。それじゃお仕置きにならないからね。」 「なっ夏芽ー。んんっ。ゆるひて。合意じゃなかったからぁん。」 「でも、イッたんでしょ?」 「うう…そうだけど。イきたくてイッたわけじゃないからぁ。」 「…。なら、条件がある。」 条件??? 「今から俺の前でオナニーして。上手に出来たら許す。」 オナニー?自慰行為のことか? 「い…いやだ。絶対やだ。」 「なんでー?」 なんでって…恥ずかしいし… 「大丈夫。絶対かわいいから。」 「んんっ、いやだ。」 「1回だけしてくれたら許すから」 「変なとこ触るな!」 「1回だけ。」 「んっ。」 「辰巳、1回だけだからね?」 「ほんとに1回だけ?」 「うん。1回だけだよ。」 一回やって、、こいつのこの擽りも止まって、それに、こいつの機嫌も治るなら…。 グチュ…ジュ… シコ…シュコ… あれ…どうしてだろ…。なんで、気持ちよくないんだろ… 「あれ?辰巳…今まであんまりオナニーしてこなかったの?」 「きっ、聞くなよぉ。」 「だって…下手くそなんだもん…。そんなんで気持ちよくなれるの?」 「10分ぐらいあれば…多分…」 …10分後 「辰巳…。10分だったけど?」 「…あとちょっとだから。」 「それ言うの何回目?」 ほんとに…ほんとにあとちょっとなんだもん。 「俺が手伝おっか?」 「う…何を?」 「辰巳の乳首を引っ張って…限界まで引っ張ってから、切れる寸前まで強く噛んで…それから息をふきかけて、その後にたっぷり舐めてあげる。そこから、グジュグジュ音を鳴らせながらキスして…気持ち良くしてあげるよ?」 「んっ…」 夏芽のキス…欲しい。夏芽にしてもらいたい。 だけど、こんなこと言えない。 「ふっ…期待して勃っちゃったの?」 「んぅ…ちがっ」 「どうする?自分じゃ、抑えられないでしょ。どうしたい?」 「んっんっ」 俺は、快感に負け、自分の乳首を指さした。 「なに?何言っているのか分からないよ。ちゃんと言葉にしないと。」 「…び触って…」 「え…なんて?」 わかってるくせに。 だけど、俺はまた流されてしまって言ってしまうんだ。 「乳首触って気持ちよくして、夏芽の好きにしていいから。夏芽に俺の全部あげるから。」 「ふっ…辰巳はCommand使わなくても素直じゃん。そこまで暴露してとは言ってないけど。なら、好きにさせて貰おうかな!」 「んっ」 恥ずかしい…けど、そんなのどうでもよくなってくる… 「そうだ!その前に辰巳、今まで何人の女とやってきたの?」 「それ今聞くか?」 俺がこんなにちんこビンビンに勃たせているのに… こいつは… 「だって気になるんだもん。俺とあったのは、辰巳が中学3年生のときだったしね、教えて…辰巳」 ああ…そうだったな。夏芽とあったのは2年前の夏だった。 あの頃はサングラスかけて正装だった夏芽が怖くて避けてたっけ? 俺のお世話係になるってなった時はマジで嫌だった。 いつからだったっけな?夏芽を少し許したとき… そうだ、中3の冬、親父が俺にSubとDomの検査を受けろと言ってきた。 今まで受けたこと無かったから怖かったが、検査は受けた。 そうすると、検査結果はSubだった。Subは戦力外だと分かっていたから…俺は家から逃げ出したんだ。 そして、隣町の暗い路地裏で1人で泣いていんだ。ここがどこかも分からずに。 そしたら、夏芽が見つけてくれた。GPSつけといて良かったーって言ってきた。その時の事は今でもハッキリ覚えている。 夏芽は自分の黒歴史を暴露して、俺を必死に笑わせてくれた。 そして、何かあったんだろ?何でも言えって言ってくれた。だから、俺は、Subだったこともそれで辛かったって事も全部夏芽に言った。 そして、俺はちゃんとSubであることを認めた。Subは、Domを作るべきだ。と、親父に言われたから、夏芽が俺の飼い主謙ボディーガードになったんだ。 「さっさと、質問答えて。聞いてる?」 せっかく人が嬉しかった時のこと思い出しているのに… 「ふっ2人…」 「2人?いつ?」 「中二で1回…、高一で1回…」 「そいつらとは付き合ってたの?」 「ちっちが…セフレ…」 「ふーん、セフレねぇ。」 別に…セフレって言っても向こうが脅して一方的に触ってきたりしただけだけど。 「ねぇ…犬童組がそんなことして大丈夫なの?」 「もうしてないし!しかも、不可抗力だったから」 犬童組ってことを他の組にバラすぞとかよくわかんないことも言われて脅された。 「へぇ。不可抗力で、セフレって言うっておかしくない?お互い合意の上だからセフレって言うんじゃないの?」 「って…か、お前に関係ねぇだろ。」 「関係ない…ねぇ。」 関係ないに決まってる。こいつはただのボディガードと…飼い主に過ぎないんだから。彼氏でもなんでもないし。 「あのさー、主導権は、俺ってこと分かってて言ってる? 」 え…主導権…?? 「辰巳ってほんと…バカだよね…。今縛られてる状態で、関係ないとか…言って俺に背くとか…。」 「いや、違っ…。でも、彼氏でもな…」 彼氏でもないくせに。と言おうとした瞬間…俺の口を夏芽が手で覆った。 「口も塞いだ方が良かった?」 「んっ…嫌だ。」 こいつ…目がガチだ…。 「だからさー、お前は俺の質問にだけ答えてくれればいいの。この部屋に入った瞬間、お前に拒否権なんてないんだから。」 「っ…」 たしかに…そう言うルールだから…言い返せない… 「どーすんの?いい子にするんだったら、無理矢理はしない。コマンドも言うことを全部聞けるならまだ…使わないであげる。さぁ…賢い辰巳はどうすんの?」 さっきと同じ質問だ。 俺はさっき…言うことを聞くか?と言われて…聞くからコマンドはやめてくれと言った…。 もう1回チャンスをくれるってことか? そっ…それなら。 「ちゃんと…ご主人様の言うことを聞きます。」 あー、口が腐る…。 「うん…いい子。」 …っ…怖い…こいつの目が怖い… 「じゃあ、ちゃんと俺のこと好きって言って…俺の恋人になるって言って?」 え…なんで…恋人って… そんなの…俺…ゲイじゃないし…。 「それは…ちょっと考えさせてくれ。」 ノンケの俺が急に同性と付き合えなんて無理に決まっている… 「言うこと聞くんでしょ?」 「んっ…でっでも…」 「辰巳…??」 「…好きです。俺は…ご主人様のものです…。」 あー、もう嫌だ…。取り返しのつかないことになったような気がする。 俺の…夢のおっぱい…さらば…。 「いい子。これから先ずっと?」 「…っ…ずっと…ご主人様のものです…」 誰か…俺を救ってくれ… 「うーん、ちょっと早いかもだけどー」 んっ…? なんか、おしりの穴触られてる? 「まぁ…こんなブカブカなら…最近いれてなかったけど…これ…入るよね?」 …え?これって…まさか 「でっ…デカ。」 やっぱり、ちんこじゃん…。 「そっか…辰巳はいつもする時は、コマンドと目隠しされてたから大きさとか分かんなかったよね…」 「うう…まって…夏芽…それはダメだ。いくらなんでも。」 「あーおしりなら大丈夫だと思う!今の辰巳の穴の大きさだと俺の1本半ぐらい入るはずだし」 1本半って…。盛りすぎだろ…てか、入んないから… 「入れてみれば、1発で分かるはずだよ?」 いや、いや、入れなくてもこんな…キングアナコンダみたいなやつ…入らないに決まってるし… 前入ってたってのも…嘘…だろ…。 まぁ、さっき…これよりデカいバイブ入っていたけど… ほんとは、俺の見間違いだっただけで、小さなバイブとかだったんじゃ… 「辰巳…何、目を逸らしてるの?」 「え?そりゃ、、怖いし…」 「敬語」 今頃か!?ずっと外してたぞ? 「っ…」 「はぁ。辰巳…入れていい?」 「んっ…嫌…です?」 「敬語使えて偉いね。でも、他の言い方あるでしょ?」 っ!なら聞くなよ!! ほんと、こいつは腹立つ…! 誰が、恋人だ…!これこそ、レイプだろ。まだ、路地のあいつらの方が…まし…ってそれは無いか… 「いい?ここ…ヒクヒクしてるとこ…入れるよ?」 「…っ!んぅ…ん」 触んなよ…ただでさえ、さっきバイブ入れられてヒリヒリして痛いのにもっと痛くなりそうで怖いんだよ! 俺がそう思っているのにも関わらず…夏芽は、俺が返事を早くしろと言いたげに、俺の尻の穴を触り続けた。 「やっ…やめろ…って!」 「あ?やめろ?ちげーだろ?言い直せ」 いちいちめんどくせーんだよ! 「やっ…やめてください。も…もう…」 「なに?さっきよりも…ここ…ヒクヒクして、もう持たない。早く入れてくださいって?こーいうシチュに興奮してるってことか?」 「ちっ…ちが。」 もう…興奮してきてるし…入れて欲しいのは、事実だけど、死んでも、言わねぇよ。そんなこと…。こいつのなんて…嫌に決まってる! だいたい、恋人ならセックスしないといけないとか…そう言うルールねぇだろ!てか、恋人って認めてねぇ! 「辰巳…もう俺も待てない。」 「【Say】」 は?コマンド…使いやがって…こいつ… 「ご主人様のその、太くてゴツゴツしたの…欲しいです…」 あーもう、最悪!こんな口調…奴隷みたいじゃないか! 「よく言えたね。ご褒美あげなきゃね。」 ズブっ… 「んぁっ。きゅ…急に…」 「急じゃないだろ?お前が入れてって言ったんだから」 「おっ…俺は言ってな…」 あー、こいつ…俺の良いとこばっかり…突きやがって 「ちょ…まって…」 パン…パチュ…ッ 「もー、むり。待てって…」 「だから、もう待てないって。」 そう言って夏芽は、大きく腰を振る 「あっ、もっイきそう…」 「うん。俺も。」 「んぅ。あっ。」 そして、俺のものが出たと同時に夏芽のものが俺の中ではじけた。 「なっ…なんで中出し…。」 「後でかきだすから。」 かれこれ4時間にわたったお仕置が今終わった… はぁ…こいつ…セックスしてる時と通常で態度が違いすぎ…怒ってるからもあるだろうけど… 「…っはぁ。」 「ちょっとやりすぎた?ほら、水飲める?」 ちょっと所じゃないだろ!?と、俺は心の中でツッコミながら、夏芽から差し出された水を手に取って口に含んだ。 「飲める?」 「子供扱いすんなよ…。」 「ごめんごめん。ところでどうする?」 「なにがー?」 「ガッコー」 学校?ああ、転校するか自宅勉強にするかってことか… 「俺的には…自宅の方がありがたいけど…」 「…」 自宅…か。まぁ、自宅だと、路地裏で襲われる危険もないし…な。 だけど…毎日縛られて嫌いな奴と一日中過ごすのはちょっと… 「…学校行きたい」 「やっぱ、そう言うよね。」 「うん…」 「じゃあ、今日のこともあるし…3ヶ月は自宅ね。3ヶ月の間、何も無く、いい子に過ごしてたら行くことを許可する」 「また制限か…」 どうせ決まってるなら聞くなよ。希望を持たせて、後から落とすとか趣味わりーんだよ。 「ごめんね。聞いたくせに…。だけど、やっぱり心配だからさ」 はぁ…今は口答えしても、無駄か…3ヶ月後…学校いくふりをして…こんな家は出て行ってやる。 出ていって…どこか俺でも仲間に入れてくれる組を探す…。 「うん。知ってる…3ヶ月後絶対だぞ?」 「ああ。約束するよ。何度も言うけど、いい子にしてたらだけどね?」          

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