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第6話
浴室で 俺は…水を浴びた。
浴びて浴びて、“滝行か”ってくらい
一心不乱に浴びまくった。
おかげで 全身冷え冷え。
これでチンコも すっかり元通り……
の、ハズだったのだ…予定では。
なのに……
『な、なんで…だ……』
暴走チンコの熱は 冷めるどころか、
元気いっぱいに
フル勃起状態をキープしている。
『く、くそぉ…!この…っ!
こうなったら………っ!こうしてやるっ!』
最後の手段!……と、
シャワーを持って 直接 チンコに 水をあてた。
『うひゃっ!・・・うひひひぃ!
・・・あはあ!あああ・・っ・・////』
途端に 突き抜けるような気持ちよさが
体を突き抜け、頭が真っ白になった。
熱い白濁が飛び散って壁を濡らしたのが見えた。
『は……っ…ああ……/////』
あまりの気持ちよさに
足がガクガク震えて、へなへなと床に座り込む。
『…っ…、んんぅ……』
し……知らなかった……///
シャワーって…
シャワーって……
すっげー 気持ちい……////
うわー!うわー!
すげぇの発見しちゃった…俺!
『よし……もう1回……////』
シャワーヘッドを手に下を向くと、またチンコが むくむく大きくなっていく。
そかそか。
お前も気持ちいいよな♪
待ってろよ~♪
温度を水から ぬるめのお湯に変えて
座ったまま、先っちょにシャワーをあてる。
『んあっ!……ふっ、ぁあっ…///』
今度は、タマの方へあててみる。
『あっ…!あぁ…///』
うわ…!ヤバいヤバい……!
やっぱ すげー、これ…!
すげー、気持ち…いい……///っ!
先っぽからタマへ、タマから先っぽへ。
何度か それを繰り返すと あっという間に
頂点へ駆け上がった。
『ふぁ…っ!……あ…!で…る!…んっ!射精
るぅ…っ!ひ…ろみ……ひろみいぃぃ……///!』
イク瞬間、なぜか宏海の顔が浮かんで
名前を呼びながらの盛大なフィニッシュ。
『……ふあぁ……………////』
気持ち………よか……ったぁ………////
こんなに気持ちいいの……初めて……///
クセになっちゃいそ……///
明日、宏海にも教えてやろっかな……
……なーんてな。
言える訳ないよな、こんなの……
───って、……あれ?
なんだろう……
なんか…大切な事を忘れてる気が…
なんだっけ?
んー?
えーと……
そもそも俺は…
なにしにここに来たんだっけ?
えーと
えーと
たしか宏海のコトを考えてて…
宏海の…コト……を…考えてたら
チンコが…………
宏…海………?
チンコ………?
……あ。
『───っっ!あーっ!あああっ!宏海っ!』
宏海だっ!
宏海のコト考えたら チンコが勃起 って
それで……チンコ冷まそうと思って水浴びに来たんだったぁぁぁぁぁ!
なのに、結局………2回も……
2…回…も………////
『うあぁああぁああぁぁ!!』
バカッ!俺のバカッ!
自分から危ない扉の向こうに足を踏み入れてしまったぁぁぁ!!!
どうしよう………!
宏海……宏海……
ごめんなさーいっっ!!
『も…もう1回………』
滝行 やり直します………。
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