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第7話

───次の日。 俺はベッドの上で座禅を組んで 宏海が来るのを心静かに待っていた。 滝行に座禅。 修行僧になったつもりで心を落ち着かせる。 ……というのも…、 あれから シャワーの誘惑に負けて、 俺は… 俺は………… 『ぬわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ/////!』 ダ、ダメだ…… 思い出したら………///// ベッドの上で悶絶。 『お、落ち着け…落ち着くんだ、俺……』 平常心、平常心。 落ち着け… 落ち着け…… 昨日、俺がなにをしてたか 宏海は知らない。 それに……それに…… あんなにいっぱい射精()したんだ。 渇れるほど いっぱい。← だから、今日は きっと大丈夫! 宏海に会っても俺のチンコは裏切らない! 大丈夫、大丈夫。 平常心、平常心。 もう1度、きちんと座禅を組み直す。 その時、 『豪太~、来たよ~♪』 ───と、いきなり部屋のドアが開いて 宏海が入ってきた。 『───っ!ぬわあぁぁぁぁぁぁぁ!』 『ごめーん、遅くなって!準備にてこずっちゃって……!玄関 開いてたから入っちゃった……って、何してんの?』 座禅の足が外れなくて もがく俺を不思議そうに眺める宏海。 『う、うんっ////いや!な!なんでもないっ!あはっ、あははは///』 『ふぅん?……豪太って時々 面白いよね~』 言いながら宏海が足を外してくれて、そのままベッドに上がってきた。 『はい、オッケー♪ 大丈夫?』 『は、──────っ、////////!』 至近距離で見つめられ、心臓が跳ねる。 うわーっっ//// やっぱりダメだ…/// 宏海の顔を見たら 昨日の…自分がした あーんなコトやらこーんなコト、 思い出し…ちゃう…….///! 『どうしたの?豪太……顔、赤いよ?』 心配そうに 宏海が 俺の額に触れる。 『うは…っ…///いや!……その! な…なんでも……////』 うひーっっ//// ヤバい!ヤバいっ//// やっぱり宏海に触られたら、俺……俺…///! 『んー。熱はないね?』 『っ…、だ、大丈夫////!大丈夫っ///!』 伸ばされた手から顔を反らして逃げると… 宏海は いきなり俺を跨いで お腹の上に乗っかってきた。まるで…昨日のように。 『っっ!?ちょっ……宏海…///!』 『人が心配してんのに…なにかなぁ? その態度は』 と、不満げな顔でTシャツの裾を ペロッとめくってくる。 『────/////!』 ひょえ────////! 何してんの!コイツ! 『ちょっ///お、下りて!下りて!』 『えー、やだ』 『────/////!?』 やだ? やだってなに??? いや!それよりも! この状況は マーズーいーっ! 必死で暴れても、まったく動じない宏海。 それどころか… 『ねー?豪太…毛、見てもいーい?』 とんでもない事をさらっと 言い出す。 『────はっ////!?』 いや!それはマズいだろっ////! ダメだ!ダメ! このままじゃ……! またチンコの大暴走が 始まりそうな予感…しかしない!

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