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3-5
そのまま人気のないトイレの個室へと強引に引きずり込まれ、便器に向かって突き飛ばされた。
「うわ……ってめっ、なにしやがる!?」
便器のタンクに手を突いてかろうじて身体を支えた理人に、蓮が背後から覆いかぶさって来る。ハーフパンツと下着を同時に引きずり降ろされ、ずっと振動を続けていたローターを、一気に引き抜かれると排泄に似た感覚に襲われゾクリとした快楽が生まれた。
「あ、だめ……だっ!!」
切羽詰まった声を上げ、理人は背中を戦慄かせた。強い快感に身体がガクガクと震える。だが、絶頂に達する寸前に、蓮の指が根元をぎゅっと握り締めていた為に達する事が出来なかった。
「く……っ、ぅッ」
射精出来ない苦しみが下半身を襲い悶え苦しんでいると、尻の狭間に硬く熱いものが押し当てられたのがわかった。ずっとローターを咥えさせられていたソコは、蕩け切り、熱を求めて物欲し気にヒクついてしまっている。
便器にしがみ付き自然と腰を突き出すような形になった理人の窄まりに熱い塊が押し入ってくる。
「あっ、ん、く、……っ」
「はっ、すごい……吸い付いてくる……」
蓮が熱っぽい声で囁きながら、更に奥まで挿入してくる。
待ち望んでいたものをようやく与えられ、堪らず声を上げてしまいそうになり、理人は慌てて右の手の甲で口元を抑えた。だがそれでも抑えきれない吐息が、狭い空間で反響する。
ゆっくりと肉壁を掻き分け最深部まで侵入されると、もう我慢できなかった。熱に浮かされたように頭を振ると、どうしようもなく甘い喘ぎが漏れてしまう。
「あっあ……っ、やっ、はぁ……っ」
「……くっ」
耳元で蓮が低く掠れた声を上げると同時に律動が開始された。パンッと肌がぶつかり合う音が響き、激しい抽送が開始される。
「や……っ、激し……っぅ、ぁ、ぁあッ!」
「君が、煽るから悪いんだよ」
「煽ってなんか、ねぇ、だろっ」
「無自覚か? ははっ、ほんとタチが悪いね」
蓮は小さく笑うと、より一層強く腰を打ち付けて来た。結合部からは淫らな水音が上がり、耳からも犯されている気分になる。
「あ、あ、あぁっ! そこ、ダメっ、だっ」
「はっ、何言ってるの? ココ突かれるの好きでしょう?」
蓮は意地悪く言うと、一点に絞って猛然と腰を遣い始めた。片手で腰を支えながら、自由になった手がシャツの中に潜り込み乳首をギュッと摘まむ。
「ぅ、はっ! ぁ、やっ」
胸と下肢の両方を責められて、あまりの気持ち良さに意識が飛びそうになる。
途端に理人の体内で蓮のモノが体積を増した気がした。苦しいくらいに内壁を押し広げられ、呼吸すらままならない程の圧迫感に目眩がする。
「好きなんだろう? コレが」
打ち付けながら、蓮の指先が放置されたままになっていた性器に絡んだ。軽く扱かれただけで先端からは止めどなく蜜が溢れ出し今にも弾けそうだ。
「違っ、好きなわけ……っ」
「素直じゃないね。……でも、そっちの方が燃えるよ」
蓮はくすりと笑うと、激しく腰を動かし同時に性器を弄ってきた。前と後ろ両方からの刺激に、膝が笑って立っていられず堪らずタンクにしがみ付いた。
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