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「ふぁっ」  布地の下で窮屈そうにしているモノの形を辿る様に優しくなぞると、透の口から上擦った声が漏れる。 「ふぅん、ガキの癖に随分立派なモン持ってるじゃないか」 「ちょっ、理人……っ、ダメだよ……っ」 「何が駄目なんだ? 俺の裸見て勃起させてるくせに」  言いながら下着の中に手を滑り込ませ直接握り込むと、透のそこはドクンドクンと脈打っていた。掌の中で硬くなっていく感触に、理人は口角を上げた。  なんだかイケナイ事をしているような高揚感に包まれる。……それにしても熱い。それに硬い。自分のモノより一回り程大きなソレはとても中学生のそれとは思えない。 「ふふ、お前のここ凄いな。もうパンパンだ」 「理人……っ、お願い……っ、も、離して……っ」 「何言ってんだ。このままじゃ辛いだろ? 俺が楽にしてやるよ」 「え? 理人……? 一体、なにっ」  戸惑う透の言葉を無視して膝立ちになると、顔を寄せて透の亀頭を口に含んだ。そのままぐるりとなぞると、口の中にじわりと溢れた体液が広がった。  茎の根元を持って支え唇を窄めて深く飲み込む。届かない部分は手で扱くと、その度に透の腰が跳ねた。 「やっ、そんなの……っ汚い、よぉ……」 「……ふ……っ、ん……」  吐息と共に溢れる唾液が顎に滴ってぽたぽたと床に落ちるが構わず奥まで呑みジュプジュプという卑猥な水音が狭い室内に響きわたる。  若い欲望はあっという間に体積を増し先端からはとめどなく体液が溢れてくる。もし、この熱くて硬いもので貫かれたら――。  そう考えただけで、身体の奥がズクリと疼いた。 「……っ、理人……っ、ヤバいって、も、出ちゃう……っ」  切羽詰まった声が聞こえたかと思うと、次の瞬間喉の奥にドロリとしたものが吐き出された。青臭い匂いが広がりどくどくっと数回に分けて放出されるそれを理人は躊躇いも無く嚥下した。 「……ッハァッ……」  ようやく全てを出し終えた頃を見計らって口を離すと、透はその場にズルズルと腰を落とした。 「随分と溜め込んでたみたいだな」 「……っは、初めてだったんだから仕方ないだろっ」 「ハハッ、そうか……」  真っ赤になって涙目で抗議をする透の姿に思わず笑みが零れる。すぐ側に互いの親がいて、従兄弟同士。透にイケナイ事を教えてしまったと言う背徳感に堪らない興奮を覚えた。 「――俺の身体の事とか、今あったことは誰にも喋るなよ」 「……い、言うわけないじゃないか」 「よし。じゃぁさっさと風呂入って来い」  服を脱がせ、腕を引き立たせると半ば強引に背中を押した。 「えっ、でも理人が今から入るんじゃ……」 「あぁ、俺は……ダチの家でもう済ませてきたから」  意味深なニュアンスで伝えると透がごくりと息を呑んだのがわかった。 「なに想像したんだよスケベ」 「なっ、ちがっ」  茹でだこのような顔を首元まで赤く染めてワタワタと慌てる様子が面白い。 「とにかく、そう言う事だからさっさと入って来い。あんま遅くなると母さん達に怪しまれるから」 「う、うん……」  ぎこちなく返事をして浴室のドアを閉める音を確認すると、理人はその場にズルズルとへたり込んだ。  従兄弟相手に何をやっているんだと今更ながらに賢者タイムが押し寄せて来る。 「……ッ、マジか……ッ」  自分のやった事に驚きを隠せない。しかも、何を血迷ったのか一瞬、あの太い肉棒で貫かれたいとさえ思ってしまった。  ――でも。 あの驚きに満ちた表情と、どうしたらいいかわからずに戸惑っている姿を思い出すとゾクゾクするような興奮を覚えた。 「チッ、馬鹿か俺は……」  自分の浅ましい思考に嫌気がさす。だが、一度感じた下半身の疼きは中々収まってくれそうになかった。

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