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「っあ……」 衝撃に崩れ落ちそうになった身体を瀬名が支える。 仰向けに寝かされ、両足を抱え込まれて大きく開かれた秘所にはいつの間にか猛々しいものが宛がわれていた。 「理人さん……っ」 切羽詰まったような声が耳元で聞こえてきて顔を上げると、余裕のない瀬名の表情が飛び込んでくる。 硬い亀頭が窄まりに押し当てられて、胸が苦しくなるほどに高鳴った。 生理的に潤んだ瞳にそっとキスをして、涙を拭うと瀬名が優しく微笑む。 「愛してます。理人さん……ずっと、僕の物でいてください」 「馬鹿……、先に言うなよ。俺が言い辛くなるだろうが……」 「ははっ、すみません。……じゃあ、言って?」 促すように瀬名は理人の頬を撫でる。 躊躇うように何度か口を開いては閉じ、意を決したように瀬名の首に手を回して引き寄せた。 「……俺も、愛してる、……秀一」 言い終わるのと同時に唇を塞がれ、瀬名のモノが体内に押し入ってきた。 「んっ……んぅ……んーっ!」 待ちわびたものを与えられ、歓喜に打ち震えながら瀬名を迎え入れると、その質量の大きさに息が詰まる。 まるで熱の塊のようなそれは、容赦なく理人の身体を貫いた。 「っ……は……っ、もっと……っ」 足を瀬名の胴に絡めながら言えば、瀬名は理人の要望に応えるように腰を掴んで一気に根元まで突き入れ、律動を開始する。 「んっ、あぁっ……、くぅっ、はぁっ、あっ、あ……秀……一っ」 瀬名が動くたび、繋がった部分からは淫猥な水音が響いて来る。 突き上げられるたびに、頭の中で火花が散るような感覚に襲われる。 「ひぁっ、あああっ! そこっ……今日、いつもより……っあっ、ぁあっ」 弱い部分を集中的に攻められれば、あまりの快楽に意識が飛んでしまいそうになる。 焼け付く様な熱い欲望が、体内を満たしていく。 「はっ……理人さん、堪らないな……。……そんなに、いいですか? ここ」 「ああ……っ、ソコ、ダメ、だっ……。気持ちよくて、……変に……っなるっ、んんっ」 「僕も……っいいです。凄く気持ちがいい」 瀬名は理人の身体をきつく抱きしめると、激しく腰を打ち付けた。 「んっ、ああっ! も、はげし……っ、あっ、ああっ、だめ、イクっ……もう、もた、ない……っあっああっ!!」 「理人……っ」 「っあ……ん、んんっ―――っ」 理人の中で、瀬名自身が膨れ上がり彼もまた絶頂が近づいているのがわかった。それが嬉しくて瀬名の体を引き寄せるようにして腕を背に絡めてキスをする。 「ぁあっ……ん……んんっ!!」 互いに深く口付け相手の舌を吸いながら、最奥を突き上げられた瞬間、理人は絶頂を迎えた。 「……っ……」 同時に抱きしめる瀬名の全身が硬直し、体内で脈打つ彼のモノから温かいものが放たれているのを感じた。 「はぁっ……はぁっ……」 性を放つのと同時に、一気に力が抜ける。満足そのものの吐息と共に瀬名が覆いかぶさって来たので、そのまま背中をゆっくりと撫でてやった。 顔を覗き込んできた瀬名の瞳に宿る優しさに、理人はこの上ないほどの至福を感じていた。

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