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「こんなチャンスがまたあるとは思えないし、…センパイには課長がいたって、構いません。 でも、だからっ、せめて今晩だけは…!」
興奮しているせいか、震える指先で快斗のシャツのボタンを外していた手の動きを止めると、突然状態を引き起こして自分のネクタイに手をかけた。
そしてその結び目に指をかけ一気に解くと、熱い目差しで快斗の顔を見つめたまま、忙しない指つきでワイシャツのボタンを外し、脱ぎ捨てた。
「!」
露になる、初めて見る知徳のボディー。
日焼けした体に良く似合うシックスパックに衝撃を覚え唾をのみ込むと、快斗の膝上に馬乗りになった知徳は、熱い息を吐いた。
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