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  「はじめから、こうすれば良かったんです」 「え? うおッ」  大柄と評すまでは行かないが、全体的に肉つきの薄い快斗と違い筋肉の鎧で身を固める知徳にのしかかられていた圧迫感は、否めなかった。  それがなくなり、思わず笑みを浮かべていた快斗の肩を掴んだ知徳は、有無も言わさず俯せにすると、肩にかかっていたワイシャツをひん剥き、引き下ろしたそれで快斗を後ろ手に縛り上げてしまう。 .

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