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束の間の、、2
「ここだ」
通された部屋はめっちゃ普通。
シンプルなのが好きなのな?って感じのインテリア
「おじゃまします…」
「かしこまるなよ。くつろいで」
手招きされたそこは赤いソファ。あきらかに景観に合わない気がする。
これ、裸で座んのかな?
きょとんとしながら更科の隣にちまっと座るとなにやら不満げな更科の表情
「そこ?俺の膝こないか?普通」
「それ、普通じゃないしっ」
「ふーん。ま、今日はいっか」
ガラステーブルの上にポテトやソーセージ、ピザ、2人分のコーラが置かれていく
そんな様子を不思議なことになんだかワクワクと眺めていると
「楽しそうだな?幸」
「え?だってパーティーみたくて良くない?」
「監禁されてても?」
「うっ」
思い出させるか?せっかくパーティー気分味わってるのにっ
「そんなことより食べよう。冷める」
そんなこと扱いされて凹むが、空腹には勝てない。
いまは忘れよう。
「うんっ」
束の間のパーティータイムに穏やか空気が流れる
しかし、そんな穏やかさはいつまでも続くとは限らない
わずか1.2時間後にその口にいま食べたソーセージの何倍もの大きさのモノを入れさせられていようとはまだこの時は幸は知らない
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