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お風呂

射精直後、そのまま眠りに落ちていったオレは尻の違和感に目を覚ました。 「…う?」 更科が幸のアナルに指を這わせている 「動くな」 「や…まだする?」 クスクスとイラつく笑い方をすると更科はアナルから指を離した 「ただの傷薬。化膿するといけないから」 「…」 化膿とか怖すぎ 「さぁ、おいで。お風呂に入ろう」 「もう怒ってねぇ?」 「どうだろうな」 声は軽い。機嫌は直ったのだろう 「…?。あ。動けないかも」 「腰が抜けたか?」 さっと幸を抱き上げると更科は浴室へと歩を進めた。 浴室はあたためられいい匂いがたちこめていた 「洗うのは後でいいから浸かるぞ?」 「…っ」 熱くないか心配でおそるおそる足をつける 「…ん…」 「熱くないか?」 「うん。ちょうどいい」 「それは良かった」 そのまま油断して更科に向かう形で幸は肩まで浸かろうとしたが秘部に痛みを感じ、眉を寄せた 「…っっ」 「沁みる?」 コクっと静かに頷く幸はしおらしい 「風呂、好きか?」 「好き…と思う」 「そっか」 先にドカっと肩まで浸かり、幸の体が湯になじむまで待つ 「ゆっくり入りな、幸。悪かったな歯止めが効かなくて」 視線をそらす更科は後悔で幸を直視できないでいた 「悪くないよ。誘拐されてんのに逃げたオレが悪いんだし…それに気持ちよかったから許す」最後の方は早口で喋り、バシャっと音を立てて湯船に沈み、尻が痛むが眉を寄せ体操座りのまま耐えた 「幸…こっち来て」 更科は手招きすると自分の股ぐらに幸を座らせ自分の胸元に幸の頭をもたれさせた 「わっ…」 「足伸ばしな」 「え?こ…こう?」 言われるままに足をのばし、更科に体重を預けるとなんとも言えない心地よさを感じる 「そうそう」 「なんつーか蓮先生ってオレが好きなの?」 「じゃなきゃわざわざ誘拐しない」 「いつか終わりが来るのに?」 「それでも幸が欲しいと健診で感じてしまったからね」 ぎゅっと更科に後ろから抱きしめられるとなんともくすぐったいような感覚に陥る 「ふーん…さっき脱走したばかりだけど、、いいよ。ちゃんと帰してくれんなら1ヶ月先生の側にいてやるよ。そんな悪い人じゃないんだろうなとは思うし」 コツンと更科は顔を幸の額につけ 「約束する」 こうしてオレの奇妙な生活が始まった

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