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悪戯
幸の中へとゆっくりバイブを埋め込むと、幸の眉間は寄る
やや痛みを感じているのだろうか?
スイッチを入れてみたい…ドキドキとはやる気持ちを抑え幸を仰向けに寝かせかえ、幸の両手足を拘束帯にくくっていく
なんとも背徳的な気持ちだ。
というよりしてはいけない行為だから止めなくてはいけないが、ここまで来た以上やめられない。
幸の足の隙間から手を入れバイブにスイッチを入れるとヴィーンと機械音が鳴った
「…ふ…ぅっ」
幸が起きないか、ちらちらと様子をうかがいながら慎重に今度は幸の乳首に手を落とす
「かわいい…」
以前は聴診器ごしだったが今は直接触れられる
触り心地のいい肌。やや乾燥しているのが気になるが、少しだけこれを堪能しよう
乳首をいじるとムクムクと形を変え始めてた陰茎にも興味がわいてきたがまずはこちらを触りたい
そちらは目覚めてからいくらでも味わえる
しばらく乳首を撫でたり摘んだりしているとだんだんと形がはっきりしてきた
「いやらしい体だ…」
「んっ」
ピクリと幸は眉を寄せ起きる気配を見せ始め、更科は動きを止めた
「そろそろ潮時か?」
更科は目隠しを手にとり幸の目元を覆った
視覚から得られる情報は全体の約80%にも及ぶらしい
目覚めて目が見えないとなると混乱することは間違いないが、まずは混乱させたままにして俺の声だけを聞かせてみよう
覚えているわけはないが反応が楽しみだ
クスクスと笑みを浮かべ、更科は一旦幸から離れリビングへと向かった
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