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翠2・剃毛
「さぁて…あいつ、いつ帰ってくるの?」
「え…すぐ、かな」
咄嗟に幸は嘘をついた。翠と視線が合わせられない
その様子に翠は訝しみあたりを見回し、異変を見つけようとした。
異変はすくに見つかり置き手紙を見つけダイニングテーブルへと向かった
(しまった…)
後悔するが時すでに遅し、翠は怒りの表情
「へぇ…嘘ついちゃうんだ、君。視線外すからまさかとは思ったけど…帰りは土曜日じゃないか。何しに行った?
「学会だかなんか出張」
「あ〜なるほど。まあ時には嘘も方便だけどなんかむかつく」
逃げようと立ちあがり翠の横を通り抜けしようとした幸の手を素早く掴み、翠は足をかけて大外刈りで倒し横抱きにした
幸は驚きが隠せない。
(なんだよっこのパワー)
「小児科医、なめちゃいけないかもよ?」
そのまま突き進み寝室へと運ばれる
「や…やだ」
「嫌がる子を押さえつけたり追いかけたりするの得意なんだよね、ボクって。だから、逆らわない方がいいよ?」
翠は幸をベッドへと横たえた。
見据えられ、恐怖に縮みあがる
「じゃあ、脱ぎ脱ぎしようか」
鼻歌まじりにパジャマのボタンに手をかける翠。
さらりとパジャマを脱がすと、ベッドの下へ。
次いでズボンへと手をかける。
幸は抵抗はしてこない。
「いい子、いい子。じゃあ次は下〜」
プルンと陰茎が出てきて若干翠は興奮するが、その下に生える陰毛に眉をよせる
「ふ〜ん…やっぱり、君くらいになると生えるよねぇ」
「何が?」
「陰毛。これって邪魔だよねぇ。なんで処理しないの?」
さわさわと汚らわしいものも触るように翠は陰毛を触る
「普通、生えんじゃん。処理とか何?」
「剃毛しちゃおっかっ。ね!」
「て?ていもう?」
「ん。今から幸のこの邪魔な毛を剃っちゃうよ」
ウキウキとしながら翠は立ちあがる
「なっ!」
「決〜まり」
パタパタと走り翠はどこかへ消えた
逃げたいが逃げたら確実にやばい気がする。
そう思うと幸は動けれなかった。
しばらくして翠は戻る
戻ってきていい子に幸がベッド上で待っていたことに翠は驚いた
「へぇ?待てはできるんだ?いい子〜」
翠はベッドは脇にソープとカミソリ、タオルを並べた
「さあ始めるよ〜」
「や…やだ…やめて」
「違う違う。そこは先生お願いしますだよ?で、この後は気持ちのいい手術をしてあげる」
(意味不明すぎる。なんなんだろう?いわゆるサイコパスってやつ?)
悲しすぎて涙が溢れる
「え〜まだ始まってもないのに泣く?まあ、いいけどっ」
翠はソープを幸の下半身へと塗りひろげていく。幸はその生暖かさに身震いした
「…ふ…ぅっ」
「ふふ。暖かくて気持ちいいでしょ?刃を当てるから動いちゃダメだよ?」
翠は刃を幸の恥丘へとあてる
「…っっ」
ひんやりした感触にすくみあがる
怖い…怖い
ポロポロと涙がこぼれ落ち、翠を睨みあげることしかできない
「まだそんなお顔をできるの?強情だね」
すいすいと刃を滑らせていくとピク…ピクリと幸の陰茎が存在を示しはじめた
(ん〜?この子、M?)
「ほぅら次は玉のとこやるから、じーっとね。足は開いて」
言われたとおりに動きを止め足を開く
陰嚢に刃があたると思わず喘ぎがもれる
「あ…ぁん」
「いい声。気持ちいい?」
幸は首を横に振るが陰茎は半勃ちで、反対側の陰嚢、陰茎の裏へと刃が来るころには完全に勃ちあがっていた
「あと少し…ここが1番くるかも。だけど、こらえてね」
「ん…んん…っぁ」
間違いなくおかしなことをされているのに喘ぎが止まらない
「ふふ。イキたい?まだだよ、まだ」
「あ…ぁん」
全て剃り終えると翠は満足気な表情を浮かべていた。しかしこんなんじゃ全然遊びたりない
「幸…おもしろいや、君。ボクのにしたげるよ。あいつなんてやめちゃおうよ」
「や…やだ」
「ふーん…じゃあいいよ。優しくはしてやれないから。今断ったの後悔しなね」
翠は不敵な笑みを浮かべた
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