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治療部2
「まずはツバキをイかせようか…葵くんのことは三河先生に任せます。藤くんはなんなら尾張先生呼んで対応してもらえばいいから」
「そうします。助手さん頼める?」
「了解〜」
不気味なやりとりを瞬きせずに見つめ、次の展開を想像するがまったく想像がつかず
ツバキは体を硬くした
「硬いなぁ…リラーックス」
「…っぅ、ぁん」
電マの手とは反対の手で乳首を摘ままれ、驚きに小さな声がもれる
その声が恥ずかしくて藤を見ると完全に視線を逸らされ、葵に視線をうつしかえると葵は手枷を外され三河の膝の中にいた
目に映る光景に驚いていると仁科は笑みを浮かべ
「ああいうの、うらやましい?」
「…っ」
「リクエストがあるのなら言いなよ?叶うかもしれない」
「そんなの…ないっ」
そのまま葵を見ていると三河に抱き抱えられるような形で手コキをされている
「…ぁ、ぁん…それいいっ」
甘い声になんだか照れくさくなり、見てられず仁科へと視線を移す
「手枷…外してくれたりもするんだ?」
「ん?ぁあ、もちろん。従順な子ならね」
外してもらいたい…が、あんな風におもちゃにはされたくない
葛藤
「さぁ、そろそろ集中してくれる?まずは射精。話はそれからだよ」
「…ぅわっ…それ、強いっ」
電マはかなりの威力でツバキを追いたてる
裏筋に当てられると強制的に射精しそうな感じがしてくる
「んっ…ぁ、っあ」
「かなり心拍早くなりますね…この子」
助手がかたわらに来てつぶやく
「だね。媚薬系は負荷がデカいかもしれないな…けど、上の命令だからね」
「まぁ、まずはモニターして限界調査っすね」
「塗り薬なら…いけるだろうが静脈注射は泡吹く可能性があるから怖いな…が、一度はやらなきゃならないから頑張ろう」
「了解。あ、そろそろっすかね?」
「ああ射精来るぞ」
「…ふっ…ぁあっ、ぁっ…も、イクっイっちゃう!ああっ」
「いくつ?」
「115」
「そんなに?」
はぁはぁと肩で息をし、苦しさに涙ぐむツバキ
恥ずかしいくやしい
なんでこんな目に…
「あ…先生。徐脈っす」
「え?そうくる?落差激しすぎるだろう」
目を白黒させる仁科はツバキとモニターを交互に観察すると、手を自身の顎にあて
「落ち着いたら薬テストするけど、一応血管確保の用意だけしておいて」
「了解。確保っすね?留置じゃなく」
「状況見て決めるけど今はいいよ」
遠い声が聞こえるけど、なんだかもうどうでもいい。
どうせ逃げられやしないし、早く終われ…ただそれだけを願う
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