6 / 76

治療部4

トントン……トントン 先程からツバキのナカで指を巧みに動かし前立腺へのマッサージを仁科はつづけていた (めちゃくちゃに絡みつく内部だ…) 一旦指を引き抜き、再度まとめた二本の指をツバキに挿入するとツバキの体は揺れ動いた 「はぅ…っお尻熱い…」 何度かその動きを繰り返すとツバキの息は荒くなり、終わりを訴えていた 「ぁ…ぁんっ…それっすご…いいっ。ちんちんもアナル?ぁっ、アナルもどっちも…気持ちいいっ」 乱れに乱れてモニターは異常値アラームが鳴り始めた 「イきそうっすね?」 「まだだ。まだ」 (ナカに俺のモノを挿入したらどうなるんだろうか?) 執拗に指のピストンを繰り返し、仁科はツバキを絶頂へと追いつめた ツバキも抜ける快感に体を揺らし喘ぐ 「は…っは…ぁっん。も…無理…っイキたいっ。イキたいっっイかせてよっ」 「もう少しだ。頑張れ」 「あん…っもうグチョグチョしないでっ。お尻変だからっちんちんも」 ツバキの体はじっとりと汗ばみ、陰茎は我慢汁で、びしょびしょだった 「もういいんじゃないんす?」 「分かった。ツバキ…イケ」 仁科はツバキの耳元でつぶやく 言葉とともにツバキは体をのけぞらせ 「あ…ぐっ…イクっイクーーっッ」 ピーピーとモニターはアラームを知らせる 心拍は125にもなっていた 仁科も助手もツバキの体から離れモニター前に集まる 「ヤバっ倍っすよ」 「本番ならもっとだろうな」 「死にません?」 「ばか。そのために俺らがいるんだろ?」 やがて心拍は落ち着き、はぁはぁとうつろなツバキ まだ体がおかしい… イったはずなのに物足りない こんなことははじめてだ 「ちょっとまた心拍あがってきてますね。波がまた来るんじゃないんすか?」 「だろうね」 「どうします?続きします?」 「いや…今日はもういい」 踵を返し、ツバキに装着していたシールを剥がすとコードを機械に巻き付け片付けはじめた 「まだ体に残っているだろうがじきに抜ける。また明日な。助手さん後よろしく。足の拘束は両方解除でいいよ」 「了解〜」 「なんで…?」 「え〜?おあずけの練習?悪いな。俺ら医者がいないとお前らに治療してあげられないのよ。耐えてな」 慣れた手つきで助手は温かなタオルでオレの体を清めていく 「どうする?そのまま横向き?仰向け?両手は離してやれないからごめんな」 「横で…いい」 「了解」 ポンポンとツバキの頭を撫でると助手はどこかへと消えていった

ともだちにシェアしよう!