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躾
「ふぅ…」
仁科の縫合を無事終え、安堵感から徳川は椅子にドカっと背をもたれ深く息をついた。
怒涛の数時間だった。
チラッと霞を見ると失神しているようだ。無理もない…あの小さな体に見合わないかなり太いカテーテルを入れた。
相当な痛みだったに違いない。
大丈夫だろうか?
徳川は重い腰をあげ、立ちあがり霞の脈をとった。
しっかりと跳ね返り、規則的だ。
問題は無さそうと感じ霞から離れらツバキの元によりツバキの拘束を外す
「先輩の指示だからツバキ、躾するよ」
「あ、ね…葵と藤は?」
「ん〜彼らの情緒不安定はいつものことだし、朝まで待って主治医に連絡するよ。ごめんな」
葵は半べそをかきながら口を開く
「…えと…助手さんは助手じゃなかったの?」
「この数ヶ月なんだった訳?」
藤が続ける
「ん〜説明すっと難しいけど、いろいろあったんだよ。医者資格取ったけど、燃え尽きたから医師業務するの怠くて助手してただけ。先日ツバキには話したよな?」
んとツバキは頷く
「まあ…納得はお互いいかないだろうけど、これからよろしく…ってことで」
徳川は手を伸ばし、ツバキのワンピースの上から乳首を摘む
「…や」
「嫌じゃないの、それって減点」
反対の手で裾をまくり徳川はツバキの陰茎に触れる
「…んっやだって!楓さんやめてよ」
ツバキは身を捩る
「お仕置きいる?」
ビクッとツバキは震える
「嫌とかやだとかそういうのは極力言わない。控えめに言うなら盛り立つから加点だけどしつこいのは腹立つ。で、それって減点だから」
「楓さん…ツバキ嫌がってるかも」
葵は遠慮がちに答える
「ん〜楓ね…まぁ本名だから間違いじゃないけど、あんまり好きじゃないんだよな。何より花時代思い出して嫌っつーのもあるし、なんか医師やる雰囲気?だし極力徳川先生って呼んでもらえる?」
「は…はい」
静かに葵は返事をする
「怖いな…」
藤はつぶやく
「なんかキャラ変わってない?」
おそるおそるツバキは見あげる
「変わらざるを得ない〜って感じ?だよ」
くるっと徳川はツバキをひっくり返し、膝の上にお尻を丸出しにした状態で寝かせる
「よっと」
「…わっ」
「覚悟いい?」
「や…やだ、やだっ」
ジタバタとツバキは暴れるがしっかりとホールドされて動けない
「あ〜めんどいかも」
勢いよく手を振り上げパチンとツバキの尻を叩く
そのまま何度か手を振り下ろすとあっという間に真っ赤になった
「嫌って言わなくなるまでするから」
「や…やだぁ」
「ほら…っ。やめてほしいなら嫌って言うな」
「ん…んんっ、痛…やだ嫌っ」
「しつこい…」
室内に響き渡る音、さっさとあきらめればいいのに…強情だ。
足にはしっかり欲情の印が当たるのにちっともあきらめない。
間引かれたいわけ?徳川は理解できなかった。
「たく、強情〜」
バチンと大きな音を立て、ツバキを解放した
「?」
なんで解放されたのか分からずツバキは首を傾げる
「なんか興醒め?まあなんつーか…試しに固定、片手にしてやるから意地はるな。で、暴れるな…頼むよ」
徳川はツバキの右手を固定し、治療部を後にした。
固定が片手になり嬉しい反面、ツバキは急展開に理解が追いつかなかった
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