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ツバキ…咲きはじめ2

「2人がかりでとか怖いんだけど…」 ツバキはつぶやく。そのつぶやきに反応し徳川がツバキに声をかける。 「ツバキ〜。いまのうちに多数プレイには慣れとけ?品評会は乱交もどきだから、よってたかって群がってくるから」 「おいおい徳川…ツバキをビビらしてくれるなよ?」 「そうそ。あんまり怖がらせると、うまくすすまなくなるよ?」 「あ〜すんません。でも、事実なんで」 「本当ドライだな。お前」 「まあ、それが楓のいいとこなんだけどね?さあ、2人がかりが怖いならどっちか選んで?」 その様子を眺めていた藤と葵がお互いを触りながら口を挟む 「三河先生怖いよ?にこにこ笑いながらイかせてくれなかったりして鬼畜なの」 「尾張先生もな。見た目どおりだよ。かなりS」 「う…どっちもやだ」 「なら両方だ」 パチパチと三河は手を叩く 「後は…藤と葵に頼むという選択肢もあるな」 「いいよ?」 「別に…どっちでも」 「わ〜っ。何もしないっていう選択肢は?」 「「「ない」」」 医師3人が声を揃えて言う ツバキは悩む。 「…しな」 「え?だからしないは無し」 少し怒り口調で三河は話す 「仁科先生がいい」 「そうくるかっ?はは」 「今いない先生を選ぶとはなかなかだね。一本とられたかも」 「ツバキ?仁科先生の手、今とてもじゃないけど無理だから。あと2週間は俺の担当なの。聞き分けな」 「やだ。仁科先生にする!」 「あらら?どうする?これ…猛」 「いや…思わねー選択しやがったからなにがなんだか?大和ならどうする?」 「ん〜悩むな。とりあえず呼ぶ?」 「だな」 尾張はポケットからスマホを取り出し仁科を呼び出した 〝は?何…その展開〝 「いやぁ…何がなんだか?とにかくお前をご指名だから、品評会の部屋に顔見せにこい」 〝分かったよ〝 ・ ・ 尾張に呼び出され品評会ルームへ仁科は向かう 「ん〜…なかなかの光景?裸の子3人に白衣が3人…どうした?ツバキ」 「だって…触ってもらう人選べって言うから」 「で、俺を選んでくれたわけだ」 右手のひらをツバキに見せ 「嬉しいんだけど利き手がこうじゃ…厳しい」 「でもっ」 「弱ったなぁ…。理解してくれ。徳川困るんだけど?。1ヶ月ツバキのことを任せたはずだけど?後2週担当としての力量の見せどころのはずだが?」 「て、言われても…俺も困ります」 「嫌なものは嫌っ」 ツバキは意地になり声を張りあげる 「分かった。分かったから。でも、あと2週間は我慢してくれいいな?」 「う…うん分かった。仁科先生」 ツバキはしゅんとしてうなだれる 「仁科先生どうやってそこまで手なづけたの?彼」 「いや…まだそんなに何もしてない。すり込み現象だと思うが」 「ふ〜ん…しかし、困るな。2週間なんの成果もないと上がうるさいぞ?」 「それはそうだが…」 「はぁ…ツバキ?お前、俺も仁科先生も怖いんだろ?で、藤と葵の間に入るのも嫌だと?徳川はお手上げぽいし…どうするかな?」 「あの、医局のボスは尾張先生だから任せます」 「徳川…そこは俺が!と言ってくれ」 「いや、自信ないんで」 「んー…はぁ。あいつにかけるか」 尾張はスマホを取り出しある人部に電話をかけた。

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