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視姦

一方その頃… 「10分経ちましたがいかがです?」 「いかが…と言われても」 「カップ麺なら捨てるか迷うくらいの時間待ちましたが?」 「何…その例え。てか、怒ってる?」 「いいえ。冗談です。待っていても埒があかないので、まずは…さっきかけてもらった白衣を脱いで横になって体を見せてもらいましょうか? 「え?」 「いいから早く。怒ってはいませんが寝ているとこを起こされて訳の分からない命令で私も混乱しています。どうぞ、視線はこちらに…手は気をつけ。足は組みません。ダランとした感じで」 「こうですか?」 「そうです。上手ですよ」 ただ見られているという不思議な雰囲気にツバキは緊張し、下半身を勃たせはじめた 「うん…勃ってきました。乳首もぷっくりして可愛らしいですよ」 「嘘…やだっ」 恥ずかしさにツバキは身をよじり、手と足で股間を隠す 「ツバキ、気をつけです。太腿にほくろがあるんですね。なんだか…いやらしいです。後で触りましょうか?それとも舐めますか?」 「え…」 「期待していますか?ツバキのちんちんが揺れているのが見えます」 「言わ…ないで」 「視姦…といいます」 「何?」 「触らずとも…視るだけで犯すことができるんですよ?慣れないあなたならこれでも十分刺激的なはずです」 すっとスミレは手を伸ばす 「触られると思いましたか?まだです」 「どういう?」 「自分からねだるまでは触りません」 「そんな…っ」 「触ってほしいですか?」 「うん…」 「仁科先生じゃないですよ?私は」 「分かってる」 「どこから触りましょうか?お願いしますは?」 「お願いします」 「よくできました」 お腹をつーと触り、乳輪の側、脇腹へと人差し指を這わせていく 「…ん」 肝心な所へは触れず近くだけを触り煽っていき、唇に触れる 「さあ、次は舐めましょう?」 言われるままにツバキは舌を出しスミレの指を舐めた。 スミレは口の中に指を押し入れ口内をまさぐる 「口の中は感じるスポットが多いんですよ。知ってました?」 ぼーとしながら夢中になって指にツバキは吸いついた 「聞いてませんね?まあいいです」 スミレは自分の指を2本舐め唾液まみれにし、トランス状態のツバキの後孔に指を埋め込み内部を押すと、ツバキはそのまま果てた 「んんーっ」 ・ ・ 「スミレ…スイッチ入ってるかもな」 「というと?」 「あいつ…俺以上に鬼畜だから。ガンガンいくタイプじゃなく静かにさらってく感じ。やばいな…」 「何が?」 「ありゃ多分最後までやりきる気だ」 「なっまずいじゃん!!止めなきゃ猛」 「いや〜…無理だわ。あーなると手がつけらんねーもん」 「しかし、それでは商品価値が下がるのでは?そう規約にあったが?いいのか?」 「それも、そうなんだけど…俺らが必要以上に感情移入しないようにって意味合いもあるんだよな。仁科は困るか?」 「い…いや。まあ、悔しくないと言えば嘘になるな」 「あの、スミレさん…処分されませんよね?」 「あ〜。葵心配か?まあ、俺の命令だから大丈夫?かな。あいついなくなるとかなり俺としては痛手だし。俺が親父に怒られるだけだから」 「任せた以上見守るしかないな」 「仁科、その通りだ。これが吉と出るか凶と出るか分からないが…」

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