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千代5
「んー…なんというかかなり痛みに弱いようですね…困りましたよ、龍。だから成果がうまくでなかったんでしょうか?」
「お前は千代に触ったのは今日がはじめてか?」
「ええ。看護師ののばらがいますし…一応資格者だったので楓にだいぶ当時仕事をふっていたので。私はもっぱら事務系の雑用を」
「お前に触らせてたらまた違ったかもしれんな。猛からや老いて辞めた担当医の報告には痛みは快感に繋がっている様子とあったが?」
「間違いではないですが…そこにいきつくまでがかなりむずかしいと感じます。どちらかというと防衛的に気持ちよくなっているのかと?」
「なるほど…お前、花の分析官やるか?」
「慎んで遠慮します」
「いいと思うが?」
スミレは指を1本に減らそうとずるりとナカを擦りながらゆっくり引き抜いた
「ぁ…ぁん…」
「あ……待って龍。この子…指を引くときにナカがうねるように絡んで動きます。挿れるのよりも抜くときのが感じるようですね」
「もう一度してみろ」
「はい」
スミレは指を1本に減らし抜き差しを繰り返し千代の反応を確かめた
「ん…んぅ、は…ぁあん」
「いいようです。蠢いています」
「ようし…千代。そろそろスミレのが欲しいだろ?ん?」
「待ってください、龍。私のはまだ勃っていないです」
「スミレは手がかかるな…ほら、おまえのを勃たせるから尻をあげろ。前立腺をいじってやる」
「…っ。はい。千代…あなたの右手を私の手と繋いでもらえますか?私も、久々で怖いので…」
千代は願いの通り、スミレの左手を繋いだ。
スミレは繋がれた手に安心感を覚え微笑むと、
衝撃に備え、ゆっくりと息を吐き龍の動きを待った。
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