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諦めきれないツバキ
「…ひく…ぅ…っ…ぐす…っ」
「ツバキ…いつまで泣いているんですか?早くお尻を出してください」
スミレは泣くツバキの陰茎からぶら下がるカテーテルに採尿バックを取り付け、グリセリン浣腸にローションを塗りつけ支度し、ツバキの様子を眺めていた。
しかし、いっこうに動く気配がツバキに見られずスミレは浣腸をいったん置いてツバキの腰に手をかけ
「無理矢理…というのは気が進みませんが仕方ありませんね。体勢整えますよ」
「い、いやーっ」
「叫んでも助けはきません。いい加減学習されては?」
「スミレさん…怒ってる」
「怒れもします。諦めなさい。成果があがらなければ本当に処分ですよ?いいんですか?」
「それは…」
「まさか、脅しだとでも?」
「本当なの?」
「…」
何も言わぬスミレに本当なんだとツバキは察し浣腸の体勢をとった。
でも諦めきれない自分もいて悔しさにツバキは爪が食い込むほど硬く手を握りしめ、唇を噛んだ
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