「痛い…お腹が…シクシク…するぅ」 「慣れます」 「ぅえ…っふ…っぅ…おなか、いたぁい」 「ツバキ、これは花として生きていくいく以上、この先毎日のようにしなければならないことですから早く慣れてください。慣れなければあなたが辛いだけですよ」 「こんなの…毎日？無理…。慣れるなんてできっこないよぉ…」 「本来なら自分でナカを綺麗にするんですよ？ご主人さまに浣腸をしていただくなんてご褒美みたいなものです。ご主人さまに対する感謝の気持ちでいたら辛くなんてないはずです。花としての自分の身分を忘れないでください」 そんな…どうしたらそんな思考になれるの？ おまえは花だと言われても理解ができない。 「さあ、ツバキ。立ってください。お風呂場にいきますよ」 「お風呂場…」 この間みたいにまたスミレさんの目の前で？ 「い…いや」 「ツバキ。答えはすべてYES。NOは必要はありません。立って、歩いて。採尿バックは持ってあげます。ほら」 スミレはツバキの前に手を差し出し手を繋ぐよう促し、ツバキが手を繋いでくるのを待った。 ツバキはお腹の苦しみから早く解放されたくてしぶしぶスミレの手を取り、手が繋がるとスミレは腕を引いて反動をつけてツバキが立つのを手助けし、採尿バックを持ち風呂場へとツバキを連れていった。