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ch.26 (R-18)
この月曜日と火曜日、通話はせず、夜、少しだけメッセージのやり取りをして、寝る前におやすみを送って寝た。毎日だって先生の声を聞きたい気持ちはあるけど、彼は昼間、仕事をしているんだからと思うと、やっぱり気が引けた。
そして、そろそろ耳が寂しくなっていた水曜日の夜、0時になる頃。
先生に「話せる?」とメッセージを送ると、すぐに彼から通話があった。慌ててイヤホンをつけて通話をオンにして、ベッドに寝転がった。
『…ウィル?』
「…うん、アレック、早くてびっくりした」
『どうしたの?なんかあった?』
彼の声は少し緊張していて、まだ“先生”のモードだった。
「ううん…声、聞きたくなっただけ」
『なんだ、よかった』
見えない彼が、ほっと肩の力を抜いて、笑ったのがわかった。
『今、部屋?』
「そうだよ、リビングとかじゃできない」
『そうだね』
「アレックと話す時は、ベッドにいる」
『寝て?』
「うん、ハッピーになって、そのまま寝落ちちゃう」
クスクスと笑う声は、どんどん柔らかくなって、先生じゃなくて素の彼になっていくのが嬉しい。
『昨日も一昨日も通話なかったのは、気を使ってた…?』
「…まあそう…だってアレック、昼は仕事だしーーー」
『大人ってすごく忙しいものだと思ってる?』
「うん」
『…実際、少し忙しかった』
「そう」
『でも、寂しかったよ、ウィル』
「…僕も」
『僕だって、本当はガツガツしてる』
「…本当?」
『…君のあの顔や、声や、柔らかいトコロや硬さを思い出すだけで、勃起する』
彼は、昂りが滲む声をひそめた。
『…ウィル』
「うん」
『オナニーして』
「え…」
突然の言葉に、ドキリとした。
既に、彼の吐息にふしだらな気配を感じていたから、目を閉じればすぐにでも、彼に組み敷かれている気分になれた。
『日曜日は、したの?』
「してないよ」
『昨日と一昨日は?』
「…してない」
『本当に?じゃあ…もう、我慢できないね…』
「我慢してたわけじゃ…」
そう言いながら、僕はスウェットと下着を膝の上まで下ろした。
『声を聞きたくなった、だろ』
「うんーーー」
『聞かせて…ウィルのオナる声…』
「声なんて出せないーーー」
『いつも、してるみたいに…』
「…ビデオ通話で…見せなくていい?」
『しなくていいよ…』
「…アレックの言う通りにすればいい?」
『違うよ、君がしてることを聞かせてくれればいいーーー』
「実況、するの…?」
『しなくていいよ…ただ、イく時は教えて…』
彼の密やかな声は優しく、いやらしく、僕を淫らな戯びに誘い込む。
「…わかった」
『うん』
「…聞いてて、アレック…」
『…』
我慢できずに、スウェットと下着を脱ぎ去って脚を開いた。
「せんせ…に、下、脱がされた…」
「せんせは、僕の腿を押し上げて、あそこ見るの、好きだから…」
『おっぱいは…?』
クスクスと笑う声が耳に滑り込んで、甘い声に囁かれる。
「もう、待てないから…」
「無視して、あそこ、開いてる…」
あそこを大きく開くと、それだけで、吐息が震える。
「アレックに、見られるの、気持ちいい…」
「見られるだけで、熱くなる…」
指の腹でそっとクリに触れると、少し痛かった。
「んッ…あ…クリ、優しくして…」
「…そう、押して、捏ねると気持ちいい…硬くなってる…」
『大きくなってる…?』
「うん…あ……っ………………ん」
左手でその下を探ると、温かく濡れている。
「…濡れてる…あっ、アレック…そんな急に、いれないで…」
「っ……ン…」
「…そこ…あ、あれっく…くりをぬるぬるしないで…」
「あ…ッ………イ………………っ」
「あれっ…っ…ア、あれっく、いっぱい、なめて、すってくれるの、すき…っ」
「はッ………………あつい……そんな、おまんこ、ぐちゅぐちゅ、しないで……」
「……っ……っ……っ……あれっ……っ……っ……っ」
「ア………あれっ、あれっ、おくっ…ついて…いっぱい…………アっ…」
「……っ……っ……っ……あ゛……っ……っ……っ」
「…あ……あれっくっ、ぐりぐり…きもちっ…イっ……ン…ン…ンっ…」
「ア…」
「あれっぅ」
「イっ…い゛…」
「いっ…くっ………………っ!!!」
「…………………………………あっ…あっ…あっ…あっ…」
「………………………っ」
「………は……っ」
「あっ……」
「………」
「……」
「…」
『…ウィル?』
「……うん」
『きもちよかった…?』
「…うん…」
『…大丈夫?』
「……うん…」
『おちんちんは?』
「…さわって、ないよ」
『イッた?』
「…うん」
『よかった…潮は出た?』
「ううん…じぶんじゃ、でたことない…」
『そか』
「…あれっくの、おちんちんじゃないと、おく、とどかない…」
『物足りない?』
「…うん…」
『金曜、たくさんしよう』
「うん…」
『ウィル、かわいかったよ…』
「…あれっくも、してた…?」
『したよ』
「イッた…?」
『うん』
「…嬉しい」
『…パンツとパジャマ履いた?』
「いま、はく………はいた…」
『そのまま寝ちゃって』
「うん…」
『眠いよね』
「…うん」
『おやすみ、ウィル』
「うん、おやすみ…」
『愛してるよ…』
「…ぼくも、あれっく…」
『愛してる』
「………あれっく」
そのまま僕は、すとんと心地よい眠りに滑り落ちた。
いつものように「おやすみ」を送れなかったけど、翌朝スマホには、「愛してる」が届いていた。
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