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ch.33 (R-18)

買い込んだ物を2つのカートに乗せ、それぞれ押して駐車場に戻った。 「すごい、ファミリーみたいな量、こんな必要!?」 「ないよりあった方がいい」 「お酒、すごい数」 「もちろん、全部今夜飲むつもりないよ、君、飲める?」 運転席に乗り込んだ先生に、「飲めるよ、結構強いほうかも」と答えて助手席に乗った。 たまたまスマホを確認すると、随分前にローラから「今何してるの?」とメッセージが来ていた。妹は以前から僕の久しぶりのカノジョに興味津々で、たびたび写真を見せろとかSNSに2ショをアップしろだのと煩かった。今日も出掛けにあれこれ詮索されかけて、適当にあしらって家を出てきていたから、うんざりしながら「ショッピング」とだけ返して、スマホをしまった。 そして、エンジンをかけた先生は、「どうしようかな」と腕を組んだ。 「何が?」 「やー、パブに飲み行ってもいいかなって思ってたんだけど…」 「アレックがよく行くパブ?」 「うん」 「行きたい」 「でも、あんまり外連れ回したくないし、家の方がゆっくり飲めるから、やっぱ家かなーーー」 「外って今更、この数時間、充分人混みにいたじゃん」 「そーだね、じゃあもう、家だけにする」 そう言ってこちらに身を乗り出した先生は、僕が彼の背中に腕を回す前に僕の唇をキスで塞いだ。思いがけない力でシートに押さえ付けられて、彼の胸を押し返した。 「…何、乱暴」 「いや?」と微笑む口元は、時々現れる悪いヤツの顔だ。 「やじゃないけど、人が来るよっ…」 休日の駐車場はほとんど埋まっていて、出入りする車がそこそこの頻度で通る。運転席側は大きな柱の陰だけど、こちらの隣にはバンが停まっていて、持ち主がいつ帰ってくるかわからない。 彼は「大丈夫」と体を乗り出してシートとドアの隙間に手を突っ込むと、僕のリクライニングを倒れる所まで一気に倒した。 「アレッ、何すんのーーー」 「寂しかった?」 見上げた彼は、冷たい薄ら笑いを浮かべて僕の頬を撫でている。 彼がこういう顔をする時は、僕をいじめたい時だ。 「…寂しかった」 彼の首にしがみついて、舌を伸ばして彼をねだった。 「あ」 彼の舌に口中を蹂躙されながら、僕は感じていた。昨日はお預けだったから、心もカラダも簡単に着火する。 彼の手が僕の股間を弄(まさぐ)り、デニムの前を開いて奥に滑り込む。乱暴な手が下着越しにペニスとタマを鷲掴み、押し揉みながら僕の脚を開かせた。 「っん…」 いくら欲求不満だからって、こんな所じゃしたくなかった。顔を背けて口を解き、彼を睨んだ。 「やだっ、アレックーーー」 「うん」 彼がニコリと笑い、タマの裏の指を真ん中の筋へと滑り下ろす。 「あ…」 僕を知る指が筋をなぞり、割れ目に潜った指先が的確にクリを探り出した。 「ばか、あれっく…っ!」 「静かに…」 彼の左手がトレーナーに滑り込み、手のひらで転がした乳首をそっと摘まれた。 「…っ」 彼は黙って目と鼻の先で僕を眺め、静かに乳首を捏ねて摘み、クリに押し付けた指で円を描いている。 「…あ………ア……あ……っ」 「…あっという間に大っきくなった…」 立てた爪がカリカリとクリを掻き始めて、僕は背をよじってしまう。布の細かな摩擦が、腰の奥まで擦り上げる。 「ア、だめ…」 「どんどん硬くなる、かわいい」 「んン」 立てた指が、ゆっくりと筋を上下する。沈み込んだ爪の先が、柔らかいトコロをじらじらと掻いている。 「…濡れてる」 「…っ」 彼の股間を探ってみると、パンツの下でしっかり頭をもたげていた。 「蒸れてて熱いね…」 「ばかっ」 「コリコリしてる、素直で好き」 胸で遊んでいた指が、強く乳首を捻(ねじ)る。のんびりとほじられる割れ目の奥が、脈打った。 「ン…あれっく、ゆび、いれて…」 「ダメ、夜までお預けーーー」 「いじわる…」 「クリでいこ」 筋を擦(す)っていた指先が、生地ごと膣に押し込まれる。せいぜい第一関節までしか入らないから、むず痒いトコロには全然届かない。 「あれっくっ」 「ん」 人差し指と親指がクリを摘み、ぐりぐりと捏ねられ始めて、浮かした腰を振ってしまう。 「あ、あ、すごい、きもちっ…!」 「乳首を抓るとおまんこがひくひくする…」 「いうなばかっ!」 憎たらしい顔を引き寄せて、ニヤニヤした唇に噛みついた。 弄ばれるカラダは焦げ付きそうな熱で蕩けてしまいそうで、彼のペニスを愛撫する余裕なんてなかった。 乳首を摘み、しごく力が強くなり、クリを掻き、ぐりぐり捏ねて、つぶして揉む力が強くなる。 息も止まるほど舌を貪り合い、衝動のまま腰を彼の指になする。 「ッッ………ンッ……ッ!!!!!」 ばちんとクリが達して、びりびりと貫く快感に仰け反った。僕のそこが、僅かに咥え込んだ指を吸い上げるように痙攣する。 「あぁっ、すごい…ぎゅうぎゅうしてる」 僕に応えるように、いやらしい指が穴を強引にほじって、麻痺したクリを優しく擦った。 「あ………っ……ぁ…」 果てた僕のこめかみや頬を、労わるような口付けの愛撫が這った。 「…君はどんどんキレイになる…」 変なコト、言われた。見上げると、彼は僕のそこから抜いた手を嗅いで、湿った指の先を舐めた。 「君の、いいニオイ、おいしいーーー」 「ヘンタイ…」 もう一度、深くしょっぱいキスを交わせば、今すぐにでも欲情に濡れそぼったままのプッシーをガン突きしてほしくなる。 「…帰ろ」 先生は静かに体を離すと、「エンジン暖まった」とニコニコしながら車を出した。

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