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第7話

あきちゃったな、とショウは思う。 ベータの上級生三人がかりでおもちゃの1人を犯させていた。 二人同時に後の孔にねじ込まれ、喉を犯され。 オメガじゃないから三人がかりは大変だろうね、とショウは他人事なのでそう思う。 オメガなら余裕だ。 アルファとするのはベータ三人より大変なのだ。 でも。 乱暴に動かれ、喉を詰まらせられても、少年は身体を震わせて確かにイっていた。 前から迸せているから分かるし、明らかに後ろの穴でも中イキしてた。 何度もこういう目に合わされて、それに順応したのだ。 だが、少年は自分から望んで犯されてる。 他の少年達に沢山犯されたなら、抱かせてあげるとショウが言ったから。 ショウとやるには相当色々してくれないとさせない。 ベータもそこまで出来る奴はそうもいない。 大抵はショウの手や口だけでも悶絶して、ショウの虜になるし、何よりショウか開くこんなパーティがベータ達も気に入ってしまっているのだ。 「ボクとやるより、楽しいんじゃない?」 ショウは、二人に貫かれ、喉まで犯されヒクヒク震えている少年、カイの乳首を摘んでやった。 そこの良さはショウかじっくり教えて上げたからもうここでもカイは感じられる。 カイはショウが触れたことに一番震えた。 ショウの指が自分に突っ込まれているどんなペニスよりも良いかのように、ショウの指に明らかに反応する。 「そう、ボクが良いの?」 こういうのは嫌いじゃない。 カイはショウのお気に入りのおもちゃではあった。 ショウが言ったらなんだってする。 ここまでしてくれる子はいなかった。 2人のを後ろに挿れてもいいと言ったのはカイだけだ。 それに大勢の目の前で、もっと沢山の少年達に犯されることもショウが命じたらしてくれた。 ショウは酷く汚されたカイに抱かれるのが好きだ。 何故なら、そうされて、もっと汚れた自分を兄に与えてやりたいから。 まあ、病気になってバレたら困るのでこのパーティにはコンドームは必須ではあるし、オメガに関することはアルファが絡むから、ショウの遊び道具のベータ達もショウにそこは従順だ。 アルファにみつかれば終わりのイベントだ。 オメガに選ぶ権利はあるし、オメガがアルファ以外を選ぶことはあるという建前はあったとしても、だ。 基本的にオメガはアルファのモノ。 そして、アルファは世界の支配者なのだ。 だからこれは。 オメガとベータの秘密のイベントで、そこはみんなわきまえていた。 アルファには絶対にバレないために秘密は守られる。 アルファに本気で逆らう気概のあるベータなどいない。 まあ、カイは少し違うようでもあった。 大人しい、でも焼け付くような目をした同じ歳の少年で、入学式からショウを見つめていた。 その熱っぽい目はなかなかショウの自尊心を満足させたので、おもちゃの1人にしてあげたのだった。 カイはショウとキスするためだけに、何も知らない、女の子ともしたことのない身体を何人かに犯された。 この子達としたらキスしてあげると言ったら本当にした。 後ろを犯され、女みたいに扱われた。 代わる代わる。 でも後ろを解してやったのはショウだったし、最初に指でイカせてあげたのもショウだ。 その間もカイはショウをみつめていたし、だれに犯されている時もショウを見つめていた。 ショウがでも約束とおりキスしてやると、カイは泣きながら喜んだ。 だから、次の遊びの時は、犯された後のカイとセックスしてあげた。 自分を犯した少年達の前で、カイは夢中になってショウを抱いた。 あんなに酷く犯されたのに、その抱き方はとても優しくて、ショウは奇妙な感動があった。 「そんなにボクが好き?」 ショウは笑って言ったのだ。 「好き」 カイは言った。 真剣に。 ショウはそれが面白かった。 カイとするセックスは、仕事が大変になってきた兄がひと月に1度しか帰って来れなくなった頃の、お気に入りの遊びになった。 でも。 ショウが気になったベータはカイではなかった。 カイはおもちゃ。 おもちゃでしかなかった。

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