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第11話

えっちゃんに送ってもらった後暫くして息子たちが帰ってきた。 例のきみさんから夫へのメッセージ後から今に至る数年。上の息子は夫をなんとなく避けるようになってた。 けど夫は自業自得だからって寂しそうに笑うだけ。あれだけ仲が良かったのに本当に嘘みたい… それだけが僕にとって寂しいことだ 「ただいま!」 夫が帰宅するといつもみたいに玄関まで行って出迎えおかえりのキスをする。 日によってそのままお風呂に一緒に行ってイチャイチャしたりもする。今日の夫はそんな気分のようだ そのまま互いの服を脱がせながら色んなところに口付けながら風呂に向かった。 お風呂で一度交わって上がると一緒にご飯を食べる。 息子たちは早めに済ませてそれぞれの習い事に行ってるから数時間は二人きりの時間だ そんな日は夫の足の間に座るように言われてご飯を食べさせ合いっこもする。 こんな年までこんなことするなんて想像してなかった。 前に一度断ったら機嫌を損ねてとても面倒だったからそれからはどんなに気分が乗らないときでも断わらないようにした けど今日も勿論これまでも俺が思い浮かべてるのはともくんだ。今日は特にそう。初めて味わったともくんとのキスを思い浮かべながらそのままリビングに倒れる。 今日はとても仕事が大変だったのだろう。仕事のストレスを俺へぶつけることで消化しているようだ 「なんか…今日のしーいつもより…なんていうか…色っぽい」 「そう?朝も仲良ししたからかな?」 「そうかも。今日子供らは何時?」 「上は明日休みだから友達のとこ泊まってくるって言ってたよ。下は今日はいつもより一時間くらい遅くなるって。終わったら連絡くれるよ」 「なら片付けしたらまた…してもいい?」 「うん」 片付けるときも夫は僕から片時も離れずに腰を抱いたりわざとお尻に押し付けて動かしたり時々僕の弱い胸のあたりを触ったりしてた 仕事のストレスだけでなく何か感じたのかもしれない 「んん…もう…イタズラしないで…終わらないよぉ…」 「そんなこと言いながら腰揺れてるよ?それに固くなってる」 そう言うと僕の着ているズボンを下ろして湿ってきてる下着の上からそこをそっと撫でる。 「あ…んん…」 僕の声を聞いたら更に興奮したのか下を全て脱がしてしまった。体の相性は初めてしたときから頗る良いのだ。 「しー…可愛い…」 そう言ってキスをするとゆっくりと僕のを動かし始めた。 「待ってよぉ…ねぇ…」 「うん。待ってるから…」 ゆっくりともどかしい刺激に腰を揺らしながら何とか全て洗い終える 「終わった?」 「ん…」 「俺もう…限界…寝室まで待てない…」 そう言うと自分のを勢いよく取り出して後ろに擦り付ける。夫の出した粘液で蕾を湿らせるとゆっくりゆっくりと中に入ってきた 「あっ…こんな…だめっ!」 「ほんと…たまんない…」 「もう…えっち…」 「お互い様だろ?」 そういうと挿入したまま僕を抱えあげ寝室へ向かって歩き出す 「しー…愛してるよ」 いつものように呪いの言葉を囁く 「うん…僕も…」 そして僕はまた嘘を重ねる。波のように押し寄せる快楽に身を委ね獣のように夫を求める。ともくんを重ねながら… 「しー…もう俺だけの?」 「今さら何言ってるの?君はどうかわかんないけど僕はもうずっと君だけだよ?一番知ってるでしょ?」 「俺もしーだけだよ…」 君だって嘘をついてるよね?そうじゃないと…僕は… それから息子から連絡が入って夫が迎えに行く。玄関からでて車を走らせたのを確認するとともくんの連絡先を開いた

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