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第22話

こんな歪な関係が始まり更に時が過ぎて…前より心に余裕も出てきて体もとても元気。笑顔も増えたってえっちゃんや他の人にも言われるくらい表情も変わったみたいだ。 多分一番幸せなときだったんじゃないかな…あの日までは。 ある日いつもと同じように二人と行為に没頭していると戸惑いの声が響いた… 「何で?しーくん…」 3人で交わる姿をとうとう上の子が目撃してしまったのだ。 「信じてたのに…」 「待って!」 夫とともくんは動けないでいた。俺の一番は子供って言うことをわかっているから動揺したのだ。 「二人共どっかいってきて!」 二人にそう声をかけシャツだけ羽織ってそのまま子供の部屋に入った 「ごめん!ごめんね」 「なんで?しーくん…俺…ねぇ?どうして!!」 怒ったような泣きそうな顔で悠衣は僕をベッドへ押し倒した 「俺は!!」 「ごめん…」 「いつから?いつからなの?親父以外の人とあんな…親父が前したのと何も変わらないじゃん!」 「…好きなんだよ…どうしようもなく…彼が…けど!悠衣がやめろって言うならやめる!俺の一番は悠衣と繋なんだから!だから!!」 二人がいなくなるなら生きている価値なんてない!こんなこと言える立場じゃないことくらいわかる。勝手なのもわかってる… 「ずっと…俺たちのこと騙してたんだ…」 「ごめん…傷つけて…ごめん…」 泣く資格なんてないわかってるのに涙が止まらなくて… 「…違う…泣かせたいわけじゃない…ごめん…ごめんね…わかってた…しーくんがすごく幸せそうになってきたこと…知ってた…でも…俺…しーくん…」 そう泣きながら悠衣が唇を重ねてきた。突然のことに驚いている。だってそれは子供の頃の可愛いものではなかった…深くて甘い甘いものだったから。暫く僕の口の中で悠衣が涙を流しながら口中を犯していた。そのキスで俺はもう腰が立たなくなってた。 「俺だって…ずっと…しーくんのこと好きなのに…血が繋がってるのも理解してる…けど…だから…だめだって…何度も言い聞かせたけど…だめだからってしーくんに似た人と付き合ってみたりもしたけど…けど…だめで…好きなんだ…好きなんだよ…」 初めて聞く悠衣の言葉に驚愕した

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