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第33話

…けれど…俺は…聖純くんが言うように狂ってるから… 「抱いてもいいよ。こんな汚れきった俺で良ければね。執着?できるの?生真面目な君が。一度抱けばきっと想像と違ったってなる。逆に覚めるだろうから早くしよ?」 自分で服を脱ぎながら誘うように視線を向ける ゴクリと喉を鳴らした聖純くんが脱ぐ姿をじっと瞬きもせずにみつめている。その視線で俺はすでに興奮していた。 こんなに真面目でできる男が…誰もが憧れる美丈夫が食い入るように俺を見てる。己の中心部を膨らませながら鼻息荒く…そこをそっと布の上から撫でると小さく声を上げる。それに気を良くした俺は唇をそこに寄せファスナーを食みするすると下ろす。包まれていたその下の布はもう小さくシミを作っていた。その布ごと口に含み舌を這わせた 「先輩…っ…」 「どうしたい?どうして欲しい?」 「このままっ…おれのを…触って…この可愛い口で…やらしい舌で…」 そう言うと自分で最後の布を下げ中身を取り出した。ボロンと勢いよく飛び出したそれは赤黒く筋が浮いていた 「エッチな姿…だね。聖純くん…こんな姿…何人が知ってるのかな?」 「…早く…してっ…」 「…そんな焦らなくても大丈夫だよ。まだ夫と約束した時間までたっぷりあるから…」 彼の象徴を口に含み丁寧に愛撫していく。ふるふると震えながらも高度を増していくそれに愛おしさが込み上げてくる 「おっきぃ…」 「せんぱ…い…っ…」 「…俺のこと何て呼ぶ想像してた?」 「しおり…しおり…好きだ…愛してるんだ…」 「っ…んん…またおっきくっ…」 興奮したのか聖純くんが思い切り腰を動かし喉奥まではいってしまう 「っぐ…え…」 「あぁ…いく…いくよ…しおりの喉の奥に出すから…全部飲んで!」 そういうと大量の粘液が吹き出した 「うえっ…お…ご…っ」 「あ…ごめんなさい…俺…やりすぎた…ごめんなさい」 「ごほっ…ごほっ…んん…大丈夫…」 焦ってお茶を冷蔵庫から持ってきて飲ませてくれようとするけど力が入らない 「失礼します!」 そういうとペットボトルの蓋を開け中身を口に含むと口移しで飲ませてくれた 「まだ飲む?」 「ん…」 何度かそうしてお茶を飲ませてくれた聖純くんの焦った表情がなんだか可愛く見えた 「…満足した?」 「…ごめんなさい…あなたに触れたいです…その白くて柔らかそうなその体に…触れたい…」 「好きにしていいよ」 半分は自棄だ。けどもう半分は期待。誰にも愛される彼がこんなに年取った俺をどう愛してくれるのか…

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