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第46話

翌日目を覚ましあたりを見渡す 「…ここ…どこ?」 休んだはずの公園の風景じゃない…ここは? 「起きたぁ?」 「…誰?」 「いやさぁ公園を通ったらベンチに人影あったから好奇心で見に行ったらあんた死にそうな顔で寝てたからここで死なれても俺の目覚め悪いし?連れてきた。ここ俺んち。床で寝させちゃってごめんね?体痛いよねぇ?ベッドは使用中だったもんだから」 そう言う視線の先には人。 「ごめんねぇ。あの人一度寝るとなかなか起きないの」 その時その人が身動ぎした 「…」 「あ!起きたぁ!ごめんね。待ってて」 「…」 ベッドから起き上がったのは上裸の男の人。背中には沢山の爪痕があった。それだけで察してしまった。きっと二人はそういう関係で…俺がお邪魔しちゃったのだ おいてあったメモにメッセージを書いてそっと部屋を出ようとするとガバリと抱きしめられた。わけもわからず固まっていると 「あははっ!!本当に大好きなんだね。その人のこと」 「っ…と…」 「しーさんっ!ごめんねっ!!俺…」 ともくんだ。なんで…こんなところに… 「しーさんっ」 「もう!昨日は俺をあんなに愛してくれたのに。酷いんだからぁ」 そう言ってともくんの背中に張り付いて舌を這わせた 「ふっ…あ…んん…やめ…」 「ふふっ…かぁわいい」 男はともくんの反応に気を良くして悪戯し始めた 「俺っ!帰るから…二人で楽しんで!」 そう言って離れようとするけれどともくんが離してくれなかった 「いやだ!!折角会えたのに…離したくないよ」 そんなふうに言ってる間も彼の責めは止まってくれなくて。俺に腰を擦り付けて快楽を得ようとする必死なともくんにどうしていいかわからずに戸惑っていた 「それならぁ楽しまないと。ね?」 そう言って服を脱ぎだした彼の体には大きな傷があった。 その傷はまだ新しそうだ 「ん?この傷?気になる?」 「…ごめんなさい…じっと見て…」 「ううん。大丈夫だよ。この傷のお陰でともが俺の相手してくれるようになったの。ほらぁ、とも優しいでしょ?この傷自分のせいだって思っててね。これね、とものこと大好きな人が会社に乗り込んできてその時刃物持っててさ。俺もお人好しだよね。とものことずっと好きだったから体が勝手に動いちゃって…グサッ…ってね。俺さ死の淵に一度立ってるんだぁ。立て込んでたのはその後の処理とかなんとかかんとかでね。俺が動けるようになったからまた君に会いに行くって言うもんだからこの傷を盾に引き止めてたの」 「…しーさんっ…しーさん」 虚ろな瞳で俺を求めるともくんの必死の形相。ともくんは俺の服をビリビリと引き裂き押し倒した。ベロベロと俺の体を舐め回す姿は俺の知ってるともくんではなくて… 「ともぉ」 「メグ…たすけて…もう…やめて…やだ…俺を開放して…しーさんがいい…しーさんだけが欲しい…俺だけのにしたい!!」 メグ…この人が…電話の人だったんだ… ともくんは既にガチガチに立ち上がっているものを俺に突き刺す 「うあっ!!」 「誰に抱かれたの?柔らかい…俺は抱いてない…旦那さんは今出張行ってていない…ねぇ!それなのになんでこんなに柔らかいの?何でこの中グチョグチョなの?ねぇ!?ねぇ!?誰の精液抱えてるの!!??何で俺だけじゃだめなの!?」 「ともくん…」 激しく律動を始めたともくんに翻弄されいつしか俺も快楽を貪っていた。その姿をともくんに突き刺しながら笑うメグさんがいて…

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