悠衣side 「終わりにしたいっていったのは俺が玉砕覚悟でこれを準備したから。 俺は昔からお前以外は考えられなかったし。けどお前しーさん命だったし？しーさん愛してたし？しかもやっちゃう関係まで持ってったし？だから一番側で支えてあわゆくば俺を求めて欲しかったし実際そうなってくれたしそれだけでも俺は幸せだったの。 けどさ最近お前人気ありすぎて俺の代わり見つけちゃうんじゃないかって気が気じゃなくて。 俺は恐れ多いけどしーさんの代わりじゃん？けどそれってさ俺がしつこくお前に付きまとってたから選んでもらえたわけで。こんだけ出会いが増えると俺の立場危うくなるじゃん！ 俺はさ、お前が他を選ぶなら一度お前に思いっきり振られたかったのね。だからこれを用意したんだよ。 それがさ！！そう思ってたのにさ！お前あの言葉言ったらさっきみたいになっちゃったし調子乗るじゃん？」 「…」 「ねぇ。悠衣。俺だけを見て？もう他に渡したくない…出会ってからずっと悠衣だけが特別なんだ…悠衣以外は何もいらないんだ…悠衣…好き…愛してるんだ…俺だけのになって？ずっとずっと言わないつもりだったけど…もう…耐えられないんだ…」 「ばぁか！」 「だめ？」 「駄目なわけあるか！！お前こそ俺だけ見ろよ！最近よそよそしかったから…心配したじゃん…」 「えっ…なに…可愛い祭りなの？」 「は？だって！お前最近休み一人ででかけちゃうし…この間…泊まってきて…キスマークつけてきたし！」 「キスマーク？え？どこよ？」 「ここ！」 矢夜の足を広げ内腿の際どいところを突く 「あっ…ん…感じちゃったじゃん！エッチ！」 「そういうことしないとこんなとこキスマークつかねぇだろ？」 「やきもち？」 「アホか！」 「それさぁ虫刺されね！際どいとこ刺されたから痒くて搔いてたらあんなんなっちゃった。この間は一人キャンプして今後のことを考えてたんだ。最近休みずっとでかけてたのはこの指輪を渡せば終わってしまうかもしれなかったから離れる準備をしてた。」 「寂しかった…休みはずっとくっついてたいから…」 「かわっ…！かわいいっ…！！俺今死んでもいい」 「死なれたら困る！」 「へへっ…すげー幸せ…」 矢夜は本当に嬉しそうに俺を抱き寄せた 「悠衣…俺のこと…好き？」 「好きだよ…お前が他のものになるのは嫌だ…」 「うれし…」 「泣くなよぉ」 「だって…ずっとずっと…お前だけ見てきたから…まさか…こんな日が…くるっ…なっ…てっ…」 「矢夜…抱いていい？」 「うん…」 寝室に移動してベッドに身を沈めた。こんなにも満たされたのは初めてでいつまでも互いを貪っていた