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気持ちよさは十分あるが、ペニスを直接刺激するほどではない。そのもどかしさのせいで、身体中痒いような気がしてきた。
「ひ、ろき……あっ、あぁ」
「……あっ、亮介!」
突然寛希は声を荒げた。
亮介の両手は寛希の硬くなったペニスを掴んでおり、今度こそ寛希を達させたいという勢いすらあった。
「いいよ、寛希。続けてよ」
「亮介ぇ……そんなに挿れてほしいの?」
「嫌、なんて、一言も言ってないしな」
「……いいよ。じゃ、ズボン脱いで」
言われた通りに亮介は脱ぎ、一人全裸になる。自ら行ったとはいえ、再び羞恥心が湧き上がってきた。
すると、寛希は亮介を抱き締めるように上体を密着させてきた。
「ちょっ……あぁっ!!」
何事かと思っていたら、寛希の指は亮介の秘部に触れていた。亮介の精液をぬめりに、閉ざされた孔を解していく。
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