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お風呂

病室へと帰ると千歌が心配そうに寄ってきた 「大丈夫?佐久間先生に痛いことされた?」 「ん〜ちょっとだけ」 「頑張ったね」 「ね、狭窄ってなんだろ?」 「え…マジか?知ってるけど聞かないほうがいいと思う。明日やるの?」 「分かんない。しどうって人呼ぶって」 「紫藤せんせいか…紫に藤って書くんだけどちょいミステリアスな人でなんか敬語? みたいな喋り方する癖にエロワード普通に言う不思議な先生、優しいけど怖いの」 「そっか。千歌は?」 「今日はラッキーデーなんもなかった。お風呂、いっしょに行こ?」 ・ ・ 「お風呂ここ。めっちゃ好きぃ。他と違って夜10時まで入りたい放題だよ?たまに貸切のときもあるけど」 「貸切?」 「先生とオレらの裸のおつきあいってやつ。たまにあるよ?一緒に入る日」 「風呂に〜?なんか嫌かも」 「そう?オレは好き。先生、立派な体してるんだよ。憧れちゃう。あ、着替えここ、タオルここね」 「うん、ありがとう」 「脱ごっか?」 服を脱いで千歌が顔を覆った 「わ…毛が生えてる」 「え?生えるでしょ?」 「ううん他の子もまだだよ。みぃ、退院すぐかもだなぁ…さみしい」 「そしたら電話番号交換しよ?メールするし、もう、友達」 「嬉しい」 千歌は、未羽に抱きついた 「ちかっ重いって」 「先生とお風呂する時はくっつきっこするよ?こうやってちんちんとちんちん合わせるでしょ?」 「わ〜恥ずかしいって」 「いいからいいから。それで2つ一緒にシコシコするの」 「ん…ぁ」 「気持ち…?オレも気持ちいい」 「ぁ…ぁ、ちかぁ」 「みぃかわいい」 ガララ 「あ。誰かきちゃった。残念」 「…っ。ばか」 未羽は恥ずかしさに顔を赤らめやや勃ちあがった陰茎を隠した それを見て千歌が驚く 「すごい。おしり触らなくても勃つんだ?いいな」 「いちゃいちゃしてるとこ悪いけど…隣座るよ?」 「うたくん!あれ?目、赤いけど…紫藤先生にいじめられた?」 「…そうだけど?」 「痛かった?」 「別に…我慢できる…くやしい…このままじゃ退院できないって。弟待ってるから早く帰りたいのに」 「弟いるんだ?」 「うんいま2歳でさ、後ろくっついてきてめちゃかわいいの。そういえば隣だれ?」 「みぃ。オレらと同じ歳で同室の子」 「ちかっみぃって紹介するなし。遠野未羽。よろしく」 「へぇ仲良しじゃん?よかったね。未羽ね覚えた」 「うたって呼んでいい?」 「いいよ」 「どんな病気?」 「男性性腺機能低下症だって。疲れるよ、まったく…イラつくし。やりたい気がおきないのに無理矢理触られるから苦痛でしょうがない」 「たいへんだね」 「ぼくは糖尿病性のやつ」 「みんなで仲良くがんばろっ」 「千歌は元気でいいよな」 「取り柄ですから!先湯船行くね〜」 「ま、待ってぼくも」 「走ると転けるから気をつけろ〜」 のほほんとした時間に未羽は思わず笑みがこぼれ、3人仲良く風呂に入った

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