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佐久間の過去3

由宇は周防の来室のしばらく後、いやいや処置4へと向かった。 また痛いことされる? 変態じみたことは? 憂鬱すぎる… 処置4へ入るとデスク前の椅子に瀬谷が腰掛けていて由宇を手招き、安楽椅子を指差した。 「やあ自分から来れて君はえらいね、由宇。他の子は引きずってこないと来てくれないから感動したよ。さ、まずはその椅子にかけてくれ」 「ん」 褒められて悪い気はせず由宇はドサっと音を立てて安楽椅子へと腰かけた。 「夕べは寝れたかい?」 「睡眠はまあまあ」 「それはよくないな。今日はよく眠れるように少し運動をしよう。そうしたら腸も動いて排便があるかもしれない」 「運動って…げ。またセクハラする気かよ、おっさん」 「おっさんか。ははっまだ40なんだがね、きみからすれば確かにおっさんだな?まあいい待っていなさい」 瀬谷は笑いながら立ちあがり、戸棚から小さな箱を取り出した。 「何それ」 「低周波の電流を流す機械だよ」 「え?電流って」 「由宇、上着の前を開けてごらん」 「どこに付ける気?」 「乳首」 「は?」 「由宇は着替えにサポートがいるかな?仕方ないな。いい子で来れたから手伝ってやろう」 瀬谷は台の上に箱を置き、由宇の病衣の紐に触れた 「わー!脱げるっ脱げます!」 由宇は慌てて紐を外し、前をはだけさした 「よしいい子だ」 瀬谷は箱から機械を出し由宇の両側の乳首を視診すると 「陥没だな…ちょっと痛いぞ」 瀬谷は親指と人差し指で両側の窪んだ乳首を摘み、ぐりぐりとこね 「い゛っ」 「ん〜…なかなか出てこないか?」 「やめ…っ」 「仕方ない…ここはまたにしよう。陥没は不衛生になりやすい。乳腺炎になる可能性もあるから治そうな?」 次いで電極パッドを取り付けた 「ちょ…マジに電気流すの?摘まれただけで痛いのに?てか治さなくていいんだけど?」 「今日は弱でやるから大丈夫だ。そうして気持ちよくなってきたところで、昨日断念したブジーを通す。乳頭に関してはついでだ。せっかく入院するんだから全部治してけ」 「すべて意味不明だし…てか、電気流されて気持ちよくなるわ…」 瀬谷は由宇がいい終わる前に機械のスイッチを入れた 「ん…っぅ…なんか、ピリピリする」 「電気だからな。しばらく味わうといい」 「気持ちくないけど?これ」 「慣れればよくなるものだ」 瀬谷はピンク色のカートをベッドに寄せて支度を始めた 「由宇、ペニスが勃ちあがる前にこちらに来なさい」 「やだ…って言ったら?」 「お姫様抱っこで移しかえるまでだ。勃起してから処置すると辛いぞ?早くしたほうがいい」 「う…それは……分かった」 由宇は複雑な表情を見せながらベッドへと移った

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