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不安定な紫藤2

寝室へ入るとすぐ佐渡は服を脱ぎ惜しみなくその身体を晒すと紫藤にも脱ぐよう命じた 「脱げ」 「副長、本気ですか?」 引き締まった佐渡の身体に紫藤は興奮を感じ息を飲みながらも半信半疑で佐渡を見つめた 「どうした?」 「いえ…。あなた、男とやれるんですか?」 「経験は無いがお前なら抱ける。いじるだけならプロだしな。そもそもやれなきゃ連れて帰ってきていない」 「分かりました。ただし、引かないでくださいね」 紫藤は上着を脱ぎ床へと落とした。 その肌には先程のモノと思われる赤いアザがところどころにあり、古い傷も目立った 「おまえ…。酷くされるのが好みか?」 「怖気づきましたか?」 「逆だ」 佐渡は裸のままクローゼットから箱を取り出しベッドへ放った 放られた箱は倒れてベッドにローションやローター、バイブ、麻縄、鞭と卑猥な道具が散らばった 「佐渡さん…これは」 「そういうおもちゃだ。使ったことは?」 「ありますが…」 「ならいいな。お前名前は?」 「は?」 「苗字で呼ぶのは味気ないから名前を教えろ。俺は琢磨(たくま)だ」 「(ゆかり)」 「縁?下も脱げ」 佐渡はベッドへ座り、立ちつくしたままの紫藤を見つめた 紫藤は佐渡のその凍てつくような冷たい視線に服従したい気分になり素直に応じた ズボンと下着を脱ぎ去り床へと放ると、流しこまれていた精液がドロリと紫藤の足をつたった 「そのままか?」 「はい…この展開は予想していなかったので」 「まあいい。こちらへ…立ち膝つけるか?」 キシっと音を出しベッドへ乗り指示通り立ち膝をついて紫藤は佐渡のそばへ寄った。 佐渡はローションで右中指と人差し指を濡らし左手で紫藤の骨盤を支え、紫藤の後孔へと指を挿れた 「ナカの出すぞ」 「んっ」 佐渡はナカで指を開き残りの精液を出させ、支えていた手を離してベッドの頭元の物置スペースに置かれたティッシュを取り紫藤の足を拭った 「ん…んん」 「入り口は狭いが…使いこまれてるだけあってナカはとろとろだな。少年棟のおチビさんたちと違って力の抜き方もうまい」 「こんな時に仕事の話は…」 「すまんすまん。お詫びに一度イかせてやる。ただし、後ろでな」 左手で再び紫藤の腰を支えて右手に力を込め、佐渡は紫藤の敏感な部分を押した 「っあ…あんっ」 「いい声が出るじゃないか」 「なんで…そんなすぐ探りあて」 「プロだからな。もっと声出せ」 「んんっ!あっ…そこ…あんまり刺激されると…バランスを保てません…っ」 「感じやすいな…縁。イクときはどうする?」 「琢磨さんっイかせて…っ」 「よくできました。イかせてやる。ほら、イけ!縁」 「っあ、っんあ…ァアアっ!!」 佐渡は追込みをかけ紫藤を絶頂へと昇らせた

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