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満たされる紫藤
一度イかされた紫藤は崩れ落ちベッドへと横たわった
横たわる紫藤を眺めながら佐渡は自身を扱き、コンドームを手に取り歯で噛んで封を開け、自身へと装着した
「それ…必要ですか?」
傷ついた表情をして紫藤は佐渡を見た
「傷つかなくていい。セーフティセックスを心掛けてるだけだ」
「ゴムするの…好きじゃないです」
「生ではまたな」
「またするつもりなんですか?」
「明日も明後日も抱いてやる。だからもう売りはするな」
「好き合っているものがすると言っていたのと同じ口でそれ言います?」
「言う。好きには後からなれる」
「変な人…」
佐渡は紫藤の唇に優しく自分の唇をあてた
「甘いのはいいです…うんと酷く…私を罰するつもりでやってください」
「罰?なら、今日は優しくする…それが罰だ。何がお前をそんなに不安定にさせて許しを求めるのか知らんが…心の隙間は俺が埋めてやる」
「琢磨さん」
「おしゃべりは終わりだ」
佐渡は再び紫藤に口づけ、舌をその口内にいれた
紫藤は甘い口づけに戸惑いながらも欲情し陰茎を震わせ佐渡の背に両手をまわし、しばらく2人はキスをしあった。
キスを終えると佐渡は紫藤の足を引き寄せ、紫藤の後孔へと陰茎を押しつけた
「遠慮せずに挿れて大丈夫ですが?」
「いや…せっかくなら欲しがってくれ」
「意地悪されるわけですね?」
「そうだ。欲しい?」
「欲しい…」
「誰の何をどこに?」
「意地悪。琢磨さんのその猛ったもので私のナカを穿 ってください」
「上出来だ」
佐渡は紫藤の願い通り、ナカへと挿れた
「っあぁっ!大きいっ」
「太いだけだ」
「ん…っだけ?長さもあります…っ苦し」
「ヤりまくってるわりには辛そうだな」
「ひぁっ!まだ、動かないでっ」
紫藤は苦痛に顔を歪めた
「全然…っ優しくない…っ」
「そんなことはないだろう?しかし辛いなら馴染むまで待つ」
「ぁあっ…あ、っあ…っ苦し」
紫藤は佐渡の陰茎をぎゅうぎゅうと締め付けた。動きを止めたために紫藤のナカの感触が伝わり快感に佐渡は目を細めた
「すごいな…縁。ナカがすごい締め付けてくる。動かなくてもあったかくて心地いい気持ちになる」
気持ち良さそうな表情の佐渡を見て紫藤は心が安らぐのを感じた。
「不思議ですが…私も満たされている気分です」
「相性は悪くないようだ。このままうちに移り住め」
「交際0日ですが?」
「関係ない」
「職場ではご内密にお願いします」
「恥ずかしいか?」
「業務がやりにくいので。縁呼びも禁止で」
「はいはい。俺は3回はしたいからピッチ上げるぞ」
「え?3回!?っあん…あっ…ひぁ」
紫藤は数に驚愕し、急に動きだし次第に早められていくピストンにとめどなく喘ぎをあげた
何も考えられないほどに佐渡に犯され紫藤は満ちたりた気分を味わった
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