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「涼木先輩が…オレと?」 業務へと戻っていった涼木の背中を見送り千歌は呟いた。 「未羽とはたぶん甘々なエッチできそうだけど…。涼木さん…あの人間違いなくSだよね。ケアは佐渡先生ばっかだったから分かんないや。セフレ…セフレかぁ。なんか清くないよな。でも一夜限りなら?んー」 千歌は悶々と考えながら、流しまで歩き顔を洗いパンパンと両頬を叩き気合いをいれた。 「ふぅ…1日頑張ろう。でも、すでにやり切った感」 大きなため息をつき千歌は休憩室の扉を開け、情報収集のためにノートパソコンを開いた。 いつもどおりの朝が始まるー 「おはようさん」 爽やかな笑顔で周防が出勤してくると千歌は苦虫を噛み潰したように顔を歪め 「どうも」 適当な挨拶をした。 「なんや?朝からご機嫌ナナメかいな?自分しっこ出てるか?出てないんやったら手伝うで?困っとる後輩助けるんは上司の役目やからな」 「なぁっ」 「遠慮せんでもええよ?」 「排尿ならちゃんとあります!涼木先輩といいなんでそんなびっくりすることばっかり言うの」 「ん?涼木がなんか言うてたん?」 「言えません…」 「涼木はなんだかんだ面倒見ええからな。知らんけど」 「他の先輩たちは普通なのに…」 「みんながみんなおんなじじゃおもんないだろ?ほな、今日もみんな元気に患者さんとこ行こかー」 パンっと手を打ち鳴らし周防は始業を告げた

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