156 / 1212

真尾 フェラ

真尾は深くため息をつき、体を起こしてベッドに座る祖父江のベルトに手をかけ 「はぁ手短にいきますよ」 チャックを下げて祖父江のモノを露出させると大きく口を開いてくわえた。 「ん……ふぅ…あったかいな。真尾の口のなかは」 「…うる…ひゃい…早く…イっへ…くらさ」 「そう激しくするな。臣が起きる」 ビクッ! 真尾は肩を揺らした いま目覚めたら…まずい。非常にまずすぎる 「なんだか…色っぽい顔になったな?真尾。興奮するんだろ?こういうの」 真尾の後頭部に手をかけ祖父江は真尾の口内奥を犯した 「う…うぇ」 イラマチオ… Sだし…っ 出したくないのに涙が… 「は…っ、ぅ…いいな、綺麗だ。やっぱりその顔。くるよ。たまらない」 「…っう、っけほ…けほ」 飲みきれなかった唾が真尾の口の端をつたった 「イラマするとか…聞いてないっ」 「声を荒げるなって…」 「妻に申し訳がたたない」 真尾は悔しさに唇を噛んだ 「とか言ってしっかりおまえの勃ってるが?」 「ちがっ」 「じゃあその膨らみはなんだ?」 「仕事中ですっ。もう行きますから!」 真尾は逃げた。 廊下に出てしばらく歩くと真尾は頭を左右に振り 「あーもうっ、抑えてたものを呼び起こしてくれて…っ」 気持ちを落ち着けようと深呼吸しながらステーションに戻ると人影が見え 「うわっっ」 驚いて声をあげた。 「え…えと…由宇くん?」 驚いたおかげですっかり股間は鎮まり、うずくまっている由宇の肩を叩いた 「どうした?さっき寝てたはずじゃ…どっか痛い?勝手にステーション入ったらダメだよ?ステーションの鍵どうやって突破したの?」 手を伸ばし由宇はオープンカウンターを指し示した。 「え?登ったってこと?点滴付けてよく登ったね」 「点滴、先にそっち側に入れて登った。後はピョンって」 真尾は点滴の刺入部を確認し 「液漏れはしてないね。刺しなおし痛いよ?あぶないし、もうやらないでね?」 「…」 「由宇くん?」 「あの部屋嫌い」 「なんで?」 「寂しい」 「弱ったな…夜はきみたちみんな甘えん坊だね?夜勤の看護師くんたち大変って言うわけだよ」 「ごめんなさい」 「いいよ。そのかわりひとつお薬飲んでくれる?」 「苦いのは嫌だけど?」 「大丈夫だよ、甘いから」 真尾はカルテの指示を確認しながら薬棚から薬を出し由宇に手渡した。 「はい、飲んで」 「うん」 由宇は飲んだ 「由宇くん、あーん」 「?」 「お口見せて?」 「あー」 「OKちゃんと飲んだね。こっちおいで。休憩室使おうか?」 「いいの?」 「処置ベッドは夜間開けておきたいんだよ。僕は夜勤で仮眠とらないタイプだから使いなさい」 「うん」 由宇は休憩室のソファベッドに横になり、横になった由宇に真尾はブランケットをかけた。

ともだちにシェアしよう!