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臣 説得する

「で、これからどうするとね?とりあえずかくまったけど?」 「このまま逃げつづけたい…」 「それは無理やけん。諦めた方がよか」 「だって…」 「今ならそんなに怒らればせんと思う。ばってん長引けばみんなに怒られるとよ?で、みんな怖かよ?それでよかね?」 「よくない…よくないけど」 「何の検査ばするか分からないけど、頑張ってやって褒めてもらう方がよかよ?頑張った後は甘えたい放題やけん」 「う…うん」 「じゃあ、ナースコールば押して看護師さん呼んでもよかね?」 「分かった」 臣がナースコールを押すと担当看護師が走ってきた 「まーちゃん!」 その声にビクッと体を揺らし真白は後ずさり、看護師は手をあげながら真白に近づいた 「きゃー」 真白はその場にうずくまり 「ごめんなさいー」 「よかった」 看護師はしゃがみこみ真白を抱きしめた。 たたかれると思った真白は驚いて目を見開き 「え?」 「びっくりしたよ?まーちゃん。無事でよかった。逃げてる最中に急変とか可能性0じゃないから」 「う…うん」 「面談室に戻れる?」 「怖い…祖父江先生怒ってるよ、きっと」 「大丈夫たい。祖父江先生はちょっといじわるばするけど、そこまで怖くなかよ?」 「あ、えーと…臣くんの部屋にはいつからこの子いたのかな?」 臣はにっこり笑い人差し指を口につけて〝内緒〝のポーズをした

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