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保護観察、再び

保護観察室の前室のベンチに由宇を座らせ、瀬谷は由宇の病衣の紐を解いた。 「ほら、由宇袖抜くぞ。新しいのに替えよう」 「え…汚れてないと思う」 「替えた方が気分がいいだろう?」 「分かった」 上の服を替え、下を脱ぐと瀬谷が由宇を手招いた 「由宇。おいで」 「え…上だけ…」 「カテーテル入れるから履いてなくても大丈夫な丈のやつな」 「これ、恥ずいんだよな…やな感じ」 由宇は裾を引っ張りながら歩き、T字帯の置かれたベッドに寝転がると深く息を吐いた 「はぁっ、怖」 「どうした?」 「またあのぶっといの入れるんじゃん?怖いって」 「一瞬だから」 「ぶら下がってるのはずっとじゃん。動くたんびにちょっと痛い」 「そのうち慣れる」 「あの…先生?サイズ12でいいです?」 道具を載せたカートを引いてきた牟呂が尋ねると瀬谷は間髪入れず 「14」 「わ…鬼畜。前回12ですよ?」 「尿道狭窄してるからちょっと大きいの試す。まだブジーがあまりやれてないんだよな。失神してくれちゃったからさ。一度ブジーしてからのが楽か?どう思う?牟呂」 「え、それ俺に聞きます?」 「いずれにしても泣くだろう?」 「ブジーは見た目がもう恐怖なんで充分納得させてからじゃないと…今晩ずっとここであやさないといけないかも」 「んー。じゃあやめとく」 「えと、14ね」 箱から管を取り出し蓄尿バックを置くと、牟呂は鑷子を掴み銀色の蓋付きカップを開け中の消毒綿球を掴み瀬谷に手渡した。 「はい」 「ん。由宇、消毒な」 「う…その茶色いのやだ」 「これはいろいろ処置やる時ほぼセットで付くものだからすまんな」 話してるうちに一度目、二度目と消毒を瀬谷がし、その間に牟呂は管とバックを繋いだ 「牟呂、ラスト」 「はい」 三度目になると由宇は体に力を入れた 「ん?どうした」 「だって前周防さんがしたとき、最後のナカまで突っ込んできて痛かった!」 「消毒だからなぁ、ちゃんとやらないと」 「あぅっ…っ」 「んじゃ、カテーテル入れてくな。由宇、力を抜いて」 陰茎を掴まれると由宇は体を震わせた 「怖い…」 「大丈夫。しっかり息を吐いて」 「い…い゛ーっっ何!前より痛いっ看護師より痛いって先生おかしくない!?」 痛みに由宇は噛みつくように怒った

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