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不安的中2

奈南は祖父江を待っている間に指示書通りに酸素マスクを由宇に取り付け、煙の機械を用意し由宇の酸素マスクと合体させた 「いら…ない…っこれ、苦し…っごほ」 「違うよ。苦しいから酸素してるの。これしてるから苦しいんじゃないの」 「やぁだー…っ」 「あ、ちょっ…外しちゃダメ」 ガラっー 「待たせた」 「先生よかった!いま酸素5リットル()でspo290いくかいかないかです。ネブライザーもいま始めたんですけど痰が粘稠性が高くて。てゆーか外しちゃダメって!」 「不安的中か…由宇、聞こえてるか?」 「うー…えほ…こほ…」 「分かった。俺が怖いのは分かったから落ち着け」 「せ…んせ…ぇ、くる…し、助けて」 「俺の目を見ろ由宇。そう…鼻で吸って口から吐いて。もう一度」 「ぐす…うぇ…」 「よしよし泣くと余計に苦しくなる。繰り返すぞ吸って吐いて…ちょっと体の向き変えて、胸のとこ触るぞ」 「ん、…っうぇ」 この先生…すごい 由宇のマスクをずらし由宇の口から出た痰を拭いながら奈南は思った 「奈南だったか?アンヒバ持ってきてくれる?」 「え、いやいや。後は大丈夫ですよ。指示もらえば」 「また取り乱すんじゃないか?」 「あー…かもですね。じゃあ、すみません」 奈南は由宇に見えないように冷蔵庫から座薬を取り出して祖父江に手渡し、そっとリカバリールームから出ていった ペリペリ 「?」 「由宇まくるぞ」 「え…な、なに…おしり出さないでよ…ひぁっ」 「熱を下げよう」 「い…痛ぁ…抜いて」 「悪いな。ちゃんとナカで溶けるまで抜けれない」 「ずるい…予告…なしに」 「予告したら暴れるだろう?それよりナカ、きっついな。プラグちゃんとやってるか?」 「やっ…てない…けど」 「やれ」 「痛いもん…やだ」 「今装填していくか?」 「やぁっ」 「おっと。冗談だよ。でも、頑張んないと治療進まないからな?」 「…分かった」 「よし、いい子だ。抜くよ」 「…ぁんん」 あ、れ…? なんか……いま? 「ん?」 「先生なんかした?」 由宇は指が抜ける瞬間たしかに快感を感じた まさか…な?

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