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ご褒美

その晩、真尾と祖父江は肌を重ねあっていた。 切なくもほっこりした気分から一転、燃えるような熱情が込み上げ真尾は淫らに喘ぎをあげた 「…ぁ…あ…っ」 「宵…」 「ん…ぁ、ど…したんです?なんか今日…いつもよりすごい。気持ち…いいっ」 「いや…由宇がさ」 「由宇くん?」 「あれ…たぶん一瞬感じたんだよ。そんな反応だった」 「なんの話?」 「座薬。指を抜いた時にあんって」 ずるっと宵のナカからペニスを抜き 「ぁ…ぁんん…っ」 「そうそうそんな感じ。宵、今日は動いてくれるか?」 「もしかして〝ご褒美〝に騎乗位ねだってたりします?」 「いやか?」 「いや…じゃないけど…」 屹立した祖父江のそれを目の当たりにして、宵はゴクリと生唾を飲み込みながら祖父江の陰茎を掴み、孔へと当てがった 「久しぶりすぎて…怖い」 「手伝ってやる」 「は…ぅうっ…ぁっ入ってく…っ」 「凄いな…絡みつきが」 ぐっと腰を突きあげ祖父江は真尾のナカに入るのを手伝った 「ぁ…ひぁっ、くる…し」 「痛みは?」 「あ…る。でも、ぁあ…も、気持ちいいとこあたる」 「そうか。好きなように動いて」 「ん…っあ…ぁ」 「綺麗だよ、宵」 「は…ぁあ。実継さん…子どもたち、明日の15時に中庭で、シャボン玉会をするんです」 「シャボン玉会?」 「はい。臣くんと由宇くんは参加させてあげられなくてごめんなさいだけど、日光浴をしようと思って」 「なるほど。でもなぜ?突然だな」 「真白くんが…」 真尾は真白のエピソードを聞かせた 「そういうことか。喜びそうだな。いいアイディアだ」 「はい。安全に開催できるよう注意を配りますね」 「俺もいこう。主治医としては見ておきたい」 「え?」 「ついでだし、みんなの写真を撮ってやる」 真尾は驚いて目を開いた 「普通の写真…撮れるんです?」 「宵…俺が撮るのはハメ撮りやいやらしい写真ばかりじゃないぞ」 「知らなかった」 「また見せてやろう。野鳥や風景ばかりだがたまには人も撮りたい。まあいまは…それは置いておいて2人で気持ちよくなろう」 「うん」 真尾は祖父江の両手に指を絡ませた 「突いて?実継さん」 「好きにしていいのに」 「ぁあんっ…いいっ」 「…っ…生きてるって気がするな」 「またオヤジくさくなってる、、」 「実際そういう年齢に差し掛かってるからな」 2人はお互いの熱を交換しあい、夜が更けるまで抱き合ったー

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