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はじめての導尿…

「…ふぁーぁ…すっかり寝てもうた」 周防は腕時計を見て、座った 「まーちゃん、寝れたみたいやな。よかったよかった」 時刻は0時30分ー ちょい排泄ケアの時間過ぎたけど、臣くんとこ行かなあかん 真白を起こさないようにそっとベッドから降りて、周防は臣の元へと向かった。 リカバリールームに入ると2人ともよく寝ている 「臣くん…堪忍な。下着見るで」 おむつを開けると尿が出ておらず周防は首を傾げた 「出とらん」 臣の腹に手を当てると張りを感じ、少し力をくわえて周防は腹を押した 「…ん、ぅ」 「出らんなぁ…溜まっとる感はあるんやけどなぁ。先生に電話せな」 電話をかけると瀬谷にすぐ繋がった 〝出てないか〝 「です。腹押したんやけど、俺下手みたいで出んかったです」 〝分かった。行く〝 ほどなくして瀬谷が到着すると、瀬谷は臣の腹に触った。 「うん…たしかに溜まってはいるな。前の時間も出にくくてね。一時的なものだとは思うがまずいね」 「導尿します?」 「寝ているから可哀想だが…やむを得ないね。準備を頼めるかな?」 「分かりました。臣くんって導尿したことありましたっけ?」 「それが無いみたいだ。細いのでいくが…うまくあやしてやってくれるかい?」 「えー…もしかして泣かす前提?」 「あそこに管を通すんだから泣くだろう」 「由宇くんはそこまでやなかったけどな」 「ブジーは泣いたし気絶したよ」 「それは泣くやろな。まあええや。臣くん…臣くん、悪いな?起きれる?」 「ん、…う?…な…?」 臣は目を開けると2人に見下ろされ、下半身が風通しよくなっていることに気づきうろたえた。 何されると? ちんちん出されっぱ…恥ずかしかー

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