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臣 つられ泣き

「ひく…ぅ…う…」 「よしよし…」 由宇は祖父江にしがみついて泣いた。 そんな由宇を見て臣は悲しくなり、臣も涙を浮かべた 「ゆ…う…っひく…泣かないで…俺も悲しくなるとよ」 「臣まで泣くのか…弱ったな。おいで、臣」 由宇を右手で抱き、左手を臣に伸ばすと臣は由宇のベッドによたよたとおぼつかない足取りで向かい祖父江に抱きついた 「狭い…。が、仕方ないか。泣き虫たちめ」 「ふ…っぅ、だって…そこたぶん痛かよ」 「!」 「こら、臣。ビビらせることを言ってくれるな。由宇大丈夫だから。怖くない」 「怖いーーっ離して!帰るっごほっ…」 「帰るってどこに…由宇そんなに怖いならひとつ薬挿れるか?」 「く…すり…?」 「ああ。ちょっとボーとして落ち着く。ちょっと待って」 祖父江はステーションに電話をし、薬を奈南に持ってこさせた 「持ってきたけど挿れさせてくれますか?」 「挿れてやって」 「ぼくが?」 「ああ。抱っこしてるから」 「分かりました。じゃあ由宇くんおしりごめんね」 「いや…ぁっ、服まくるな!おしり挿れたくない」 「すぐ済むよ」 「飲むのがいい」 「こっちのが吸収早いし、小さな子にも使うようなのだから大丈夫。ほら由宇くんいい子だから息はーして」 由宇はドキドキした。 嫌だけど、前みたいに変な感覚になる? 由宇は祖父江にしがみついた 「…っ」 「奥挿れるよ」 「ぁんっ…痛いぃ…っん…ぅー」 「…うん。いいかな…抜くよ」 「は…ぁぅ…ぁあん」 やっぱり…間違いなく…感じた あれは幻じゃなかった。 痛いのに…気持ちいい 変なの… 「由宇くん大丈夫?」 「うん」 祖父江にしがみついたまま由宇は頷いた

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