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ご機嫌ななめなまーちゃん

「う…ぅう…っいたい…いたい…ひく…っ」 真白はベッドの頭側を少しあげた状態で横たわり、両手であふれる涙をぬぐっていた 「真白」 ガラっー 扉が開き、祖父江が来ると真白はビクッと体を跳ねさせた 「…っ!?」 「大丈夫か?」 ごしごしと目元を擦り、無理矢理笑顔を作ると 「えと…うん大丈夫だよ」 「じゃないよな?泣いた跡がある。キズが痛い?」 「まーちゃん大丈夫だよ」 「素直に甘えなさい」 「だって…お薬飲ませる…」 「飲まなきゃ痛いの止まらないだろ?」 「飲みたくない。我慢できる」 「こらこら。痛みは我慢するものじゃない」 「嫌だもん」 「それなら下から挿れるか?」 「下って…」 坐薬? 真白は左右に首を振り 「そっちは痛いからもっとやだ」 「ん?記録によると気持ちのいい処置をご所望のようだが?」 「うー…先生いじわるだ」 「頑張るならご褒美に少しだけ気持ちよくしてあげる。どうする?」 「…」 「無言はOKと言う意味にとるぞ?持ってくるから左を向いて待っていなさい。いいね?」 「…はい」 小さな声で返事をすると、祖父江はベッドの足元にしゃがみベッドの高さを水平に戻し、ステーションへと戻った

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