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しー先輩、おこおこ
その晩、黒いあの物体を挟んで周防と牟呂は見つめあっていった
「…で。これが…それなわけ?」
「そうなんやけど…」
「ふーん」
「怒ってへん?」
「んー…勝手にイかされてきたってのがね…ちょっと腹立つ。ドライ2回?に射精?」
「う…堪忍…」
「しかし…先生と師長がなぁ…ビビった」
「せやな…で、明日なんやけどダブルデートするらしいわ」
「は?」
「いやなんかな、先生らもカフェに出入りしとるらしいねん」
「え、でも見かけたことない」
「師長結婚してからはカップルで活動はしとらんかったみたいやで。あんま詳しくは聞かんかったけど」
「あーもう…なんかいろいろ言いたいことはあるけども…頭が追いつかないや」
「しー先輩、あの人らどっちもすごいテク持ってんねんで?先生に前立腺責められたら気持ちよすぎてビビるで?先輩。明日楽しみやな」
「雅宗さ、先生にネコと思われてたんだろ?」
「せやな」
「なんで明日抱かれるの自分だって思わないの?」
「へ?」
「俺も対象に入るのかもしれないけど、どう考えてもメインは雅宗でしょ?」
「なぁっ」
「浮気した罰。俺の見てる前で犯されてね?雅宗」
「浮気って!何?先輩?おこおこなん?許してー」
「やぁだ。楽しみだね、おやすみ」
青ざめる周防を取り残し、牟呂は眠りについていった
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