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痴態
「ここだ」
マンションの前に着き車を停めると祖父江は車から出た
続いて周防と牟呂が出たが、真尾が出れないでいた
「…っ」
「どうした?宵。降りろ」
助手席側にまわりこみ、祖父江は真尾の顔をのぞきこんだが真尾は視線をそらした
「いじわる…」
真尾が動こうとすると祖父江はポケットに手を入れ
「…っんぅ…ゃ…あん」
真尾はうつむいた
「え…えと…なぁ、これって」
「雅宗もそう思う?」
「せやと思う。なんかしこまれとん?師長」
言われた途端に真尾は耳まで顔を赤くした
「嫌だ…って言った…なのに…っはぅんっ」
「ほら、降りて。もっと電圧あげるぞ」
「やっ。降りる。降りますから」
そろそろと真尾は両足を地につけ、祖父江にしがみついた
「止め…て…っ」
「部屋まで頑張れ」
「っん…ぁ、つらい…です…っ」
「もっとすごいものもしこんだことがあるんだからこれくらい軽いだろう?」
「無理ぃ」
「仕方ないなぁ」
祖父江はひょいと真尾を横抱きにし
「部屋、案内する。こっち」
スタスタと歩く祖父江の後を周防と牟呂はついていき
「なんかすごない?」
「うん。しこみなんてしたこともされたこともないし」
「俺かてさすがに無いわ」
エレベーターに乗りこむと祖父江が口を開き
「20階押してくれるか?」
「20!?てっぺんやん」
驚きながら周防がボタンを押すとエレベーターは動きだした
「さすがお医者…」
「俺が買ったんじゃない。親の持ち物だ」
「先生ってええとこのボンボンなん?」
「さぁな。普通だと思うが?」
エレベーターが止まると一行は歩きだし、部屋へと向かった
靴を脱ぎ中へと入ると広がる景色と部屋に周防と牟呂は驚いた。
そこはスイートルーム状の部屋の造りでリビングダイニング、ベッドルームが一体化し窓からは夜景が見えた
「2人とも適当にくつろげ」
「え…あ…はい」
牟呂がソファに座ろうとするとベッドに置き去りになっていたいかがわしい道具が目に入った
「な…っっ」
「どうした?」
「こ…これ」
「玩具だが?」
「たぶん先輩が言うてるんそうやないと思う。なんでそこにそんなんがあんねんちゅうことやと思うで?」
「それは夕べ使ったからだ」
祖父江は真尾をそっとベッドに横たえ
「なぁ、宵?」
「うん…」
「ほら、ズボン脱げ」
「…ぁ、やめっスイッチ止めて」
「いいから」
ずるっとズボンと下着を下ろし、周防と牟呂に見せつけるように祖父江は真尾の足を開かせた
「いやぁっっ」
恥ずかしさに真尾は顔を背けたが、言葉と裏腹に興奮し陰茎を勃ちあがらせていた
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