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臣 瀬谷の恥ずかしい診察 2
「じゃあ、始めようか。臣、まずは来れて偉かったね」
トンと臣の頭に瀬谷は手を乗せ、臣を褒めたが臣はむすっとして
「身包みはがれて連行されただけばい」
「でも、暴れなかったんだろ?」
「暴れても意味なかもん」
「かしこいね。さて、臣?今からやる検査こちらの手元が見えていた方がいいかい?それとも隠す?選んで」
「どう言う…」
「すぐ分かる」
瀬谷は足元のボタンを踏みスイッチを入れた
それと同時に自動音声が流れ臣はうろたえた
〝台が後ろに倒れ上昇します。動かないでください〝
「え…動く…」
〝台が回転し足元が開きます。動かないでください〝
「な…なにこれ…っむーちゃん」
「大丈夫やで?怖ないからな?」
周防は臣の手を握り励まし
〝座面が無くなります〝
「へ?やぁあんっ怖かっいやぁ」
「落ち着いて?落ちないから大丈夫」
「しーちゃん。この格好やぁ。恥ずかしかよ」
「検査しやすくするための格好だからごめんね」
「由宇くんほどやないけどやっぱ混乱するな」
「由宇?由宇もこれ座ったと?」
「せやで?頑張っとったで?」
「うー…じゃあ頑張る」
瀬谷は臣の片足を撫で
「どうする?隠すかい?」
「見えないのは怖かもん。そのままがよか」
「じゃあそのままで行こう。まずは消毒をして潤滑ゼリーを仕込むからじっとしていて欲しい」
「消毒…どこに?」
あらかじめ用意していた器具類が乗ったカートを引きよせ消毒綿球を鑷子 で掴むと、瀬谷は臣の検査着をはらい臣の陰茎を掴んだ。
掴まれた臣は泣きそうな顔をし
「そこー?」
慌てて足を閉じようとした。
「牟呂、周防。足を軽くでいい保持」
「はい。ちょっとごめんやでー」
「ごめんね、足ちょっと触るよ」
牟呂と周防は瀬谷の指示で足を軽く支えた
「うー…」
「臣、3回消毒するから頑張りなさい」
言い終わると一度目の消毒をし
「っひ…ぁ」
「2回目」
「んっ」
「最後」
「んん…っぁあなんで…ぇ」
ぐりぐりと鈴口のナカまで消毒されて臣は、たまらず声をあげた
「頑張った。次はこのナカにゼリーを仕込むよ」
「ひぃっいやぁぁーっ」
「おっとまだ何もしてないよ?」
「祖父江先生っ祖父江先生がよか」
「…と言っても彼は休みなんだよ」
「やぁあん」
「これ、だめちゃいます?」
「先生いったん休みましょう。駄目元で連絡とってみるんで」
「分かった。頼むよ」
牟呂はステーションへと走り、周防は臣にバスタオルをかけた。
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