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両方からはやらぁっ 2

「ひっう…っ」 ぐちゅりと臣の直腸内に祖父江の人差し指が入ってきて、ぐりぐりとナカを広げられ臣は体を揺らした 「ん…っん…ぁあん痛いぃ」 いったん指が抜かれ2本目が入ると臣は辛さに涙をこぼし始めた 「や゛ぁーっ」 「よしよし、臣おしり痛いな、すまない。ちょっとナカが腫れてるからマッサージさせて。ここ痛いぞ頑張れ」 「そこは痛くないよとか大丈夫って言うんじゃなかね?んーぅっ」 「嘘はよくない」 「う゛…っあ、ぁあー」 ポロポロと涙をこぼし、真尾と周防の手をすがるように握り、臣は痛みに耐えた 「は……は…っ」 「臣くん、ふぅー…」 真尾が力を抜くように指示し、周防は両手で手を握り返して励ました 「うん…っう…ふぅー…あぅーっやぁ、ちんちん動かしちゃダメぇ。両方からはやらぁっ。 も、やぁっっ!助けてっ由宇ー由宇。痛いー」 臣はその場にいない由宇に助けを求めた 当然ながら由宇に届くことはなく、激痛の検査は数分続いた 「うん。2番目通ったね。よく頑張った」 「もう終わろう、瀬谷。さすがに俺がつらい。もう今日はこれ以上泣かせたくない」 「だね。失神することもなくよく耐えたよ」 呼吸がうまくできずしゃくりあげて泣き出した臣の頭を2人はそれぞれ撫で、椅子を元の形に戻した 「も、…おわ…りぃ?…かえ…ひく…っれる?」 「終わり」 「瀬谷…せんしぇ…ありがとう…まし、た。さよなら」 「よしよし。ご褒美に午後いちで由宇を起こすから一緒にリカバリーに来るかい?」 「え?」 臣は祖父江に両手を伸ばし、祖父江の反応をうかがいみ 「臣、よかったな?由宇におはよう言えるぞ。そのかわりちゃんと瀬谷先生の言うこと聞いて、瀬谷先生と一緒に行ける?」 「うん行ける。祖父江…しぇんせ…帰る。抱っこ。あと、来てくれて…ありがとう」 「はいはい」 祖父江は臣を横抱きにし、真尾は点滴スタンドを持った 「むーちゃん…バイバイ」 「えと…お願いしてええんです?」 「ああ。臣を送り届けたら俺たちは帰るが、後のケアを頼むよ」 「了解です」 周防は頭を下げ、処置室の片付けを始め 臣、祖父江、真尾は臣の部屋を目指し、祖父江に甘えながら抱きつき、由宇にまた会えるのが嬉しくて泣き顔から打ってかわった満面の笑みを見せていた

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