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給食委員会
「はーい!周防ちゃん」
委員会へと向かう周防の肩を西門は叩いた
「え?みかちゃん先生?なんで少年棟に?臣くんの嚥下訓練ってまだ先やったから誰?」
「由宇くんよ。なかなかキュートね、彼」
「どやったです?」
「んー…ビビりみたいで診れないかと思ったら診れて、問題なさそうよ。さすがまだ若いわね」
「そりゃよかったわ。安心」
「周防ちゃん、今から委員会?」
「そやで。みかちゃん先生もやろ?一緒に行きます?」
「そうね、ご一緒しようかしら」
「臣くんの訓練はどうなん?小児科でどこまでやれたん?」
「んー…それが、彼ねあたしが怖いみたい。泣いちゃってなんにもできてなくてよ」
「見た目怖いやつとか嫌いみたいやな、臣くん。俺も嫌われとったで」
「と、いうより彼、人見知りぃでしょ?慣れちゃえば、甘えん坊みたいだけど」
「あー確かに?でも、由宇くんとは案外すんなり仲良ーなって今なん、よーイチャイチャしとるで」
「あらーいいこと、聞いちゃった。じゃあ坊やたち2人ともいるときに臣くん診ようかしら」
「ええかも」
2人は連れ立ち委員会の部屋に入り、委員会に出席した
「なんで、少年棟では今のラインナップだとちょい物足りない感じに見受けられます。せやから、んーたとえば小児科さんとか産科さんみたいに中間食があってもええんかなって」
「そうねぇ、あたしも賛成。食べることって人間の三大欲求ですもの。それを満たしてあげればより良い医療を提供できると思うわ」
小一時間ほどで会議は終わり、周防と西門はそれぞれの部署へと帰り、周防はリカバリーに由宇をのぞきにいった
「おつかれです」
「周防、委員会終わりかい?おつかれさま」
「はい。てか由宇くんコアラさんやん。調子よくないん?」
「いや、呼吸状態は落ち着いてるよ。まだ微熱があるし、明日の採血結果を見ないと分からないが…」
ばっと由宇は体を離し、むすっとした表情を浮かべ
「いまイヤなセリフ聞こえた」
「聞こえたかい?逃げちゃだめだよ?逃げたらお仕置きだからね、由宇」
「平気だし。てか、お仕置きって…何する気?」
「ん?おしりペンペンってとこかな?」
「恥ず…」
「先生、臣くん連れてきてええ?あの子、心配しとって」
「いいよ。じゃあ俺は医局に帰らせてもらおうかな?由宇」
「離せってこと」
「そういうことになるな」
「分かった」
由宇は手を離し、瀬谷に手を振った
「行ってらっしゃい」
「ほな、臣くん呼んでくるな」
臣を連れてくるために消えた周防の背中を嬉しそうに見送り、由宇は臣の到着を待った
「
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