368 / 1208

由宇ーっ♡

周防が臣を呼びに行くと、臣は一生懸命オーバーテーブルに向かい画用紙に色鉛筆で何かを描いていた 「臣くん待たせたな?由宇くんとこ行けるで?何描いてるん?てか、絵描いとんのはじめて見たわ」 「え…何って訳じゃないけど、、描いてるとこ見られると思わんかったばい。びっくり」 「へぇ、うまいやん。由宇くんにも見せたり?」 「や…っやだ。そげん恥ずかしかことよーできんよ。あんまりうまくないけん、もうちょっと上達するまでよう見せん」 「そうなん?うまいと思うけどな?まあええや。行こか?」 「うんっ」 ぴょんと軽い足取りで臣はベッドから降り、歩き出した 「そんなはしゃがんでええよ?気をつけて転けないように行こうな?」 「うん」 ゆっくりとリカバリーへと目指し、近づくと臣は走り出した 「あ、ちょ…っ臣くん歩いてや!」 「由宇ーっ」 ガラッと扉を開け中に入り臣は由宇に抱きついた 「おはようっ。起きれてよかった由宇!起きるのずっと待っとったとよ」 「さんきゅ。臣」 臣の背に手を伸ばして由宇はしっかり抱き返した 「臣くん、また呼びにくるでそれまでゆっくり2人で過ごしとり?」 「はーい」 臣は返事をし、由宇の頬に唇を付けた 「だーいすき」 「俺も」 由宇も同じように臣に、口付けると2人は見つめあいおでことおでこを合わせた

ともだちにシェアしよう!